ポイント還元率の仕組みから知る楽天カードのメリット

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可愛らしいパンダと、川平慈英扮する謎のヒーローキャラですっかりお馴染みになった『楽天カード

 

「SPU!」

「ポイント最大8倍!」「貯まりやすさNo.1!」

「新規入会・利用で7000円相当のポイントをゲット!」

 

などなど、色々とCMで見かけますが、普段クレジットカードを利用しない方にとっては仕組みがよく分からない方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、楽天カードは年会費無料のクレジットカードの中では筆者が最もオススメするクレジットカードです。

  • 年会費・発行費永久無料
  • 近所の多くの店舗で使える&貯まる
  • カード利用分(ショッピング)をポイントで支払える
  • 新規入会特典で5,000~8,000円相当のポイントが貰える

今回は、楽天カードを使用する上で感じたメリット&デメリットを余すところなくご紹介していきます!

 

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楽天カードのポイントシステム詳細

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ポイント還元率とは、クレジットカードの利用金額に対して付加されるポイント率を指します。

ポイント還元率が1%であれば、1,000円の商品を購入した時に10ポイント付与される、というようなシステムです。

  • 1ポイント=1円で利用できる
  • 通常ポイントであれば有効期限はほぼナシ
  • SPUプログラムで最大還元率43%!?

貯めた楽天ポイントは、基本的には1ポイント=1円で利用可能。

『使われているカードNo.1』と謳うだけあり、楽天市場などの通販だけでなく、近所のスーパーやドラッグストアなどでも使用する事ができます。

ポイントの有効期限はほぼナシ

楽天には、通常ポイントと期間限定ポイントが存在します。

  • 通常ポイント
     カード利用・提携店でのカード提示で付与
  • 期間限定ポイント
     キャンペーン・楽天公式ページのゲーム・SPUプログラムなどで付与

通常ポイントにも原則1年と有効期限はありますが、取得から1年以内に新たに通常ポイントが付加されれば有効期限はリセットされるので、実質ほぼ無期限。ポイントを取得してから全くカードを使わない限りは問題ありません。

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しかし、期間限定ポイントは別です。

通常ポイントとは違い期間が1ヶ月未満と短い事が多く、期間限定ポイントのみを入手したとしても通常ポイントの有効期限が延ばされる事はありません。

入会特典の一部のポイント(約2・3,000円相当)も期間限定ポイントであることが多いため、少しでも無駄が無いように近所の提携店や楽天市場などで消費すると良いでしょう。

楽天ポイントを貯める、使うタイミング

楽天カードを利用すると、特殊なケースを除く全てのサービスで1%のポイントがつきます。通販としてはライバル会社である、Yah●o!ショッピングやAmaz●nなどで購入しても、100円につき1ポイントが付与されます。

ちなみに特殊なケースとは、楽天カードでのキャッシングサービスの利用。リボ払いを申し込むとポイントを貰えたりしますが、キャッシングサービスの支払い時には基本的にポイントは付与されないので注意が必要です。

貯まるタイミング

  • 楽天カード利用分支払い時
  • 楽天市場使用時
  • ガソリンスタンド、ドラッグストアなど、提携店でのカード提示時
  • キャンペーン参加時
  • 楽天サービス利用時

日頃足を運ぶスーパーやガソリンスタンドで、楽天の幟を見かけた方も多いのでは無いでしょうか。そういった店舗では、支払い時にカードを掲示するだけで楽天ポイントを得られます。

これらの店でカード払いが出来る場合、カード支払い(毎月27日)分として付与される還元ポイントとは別なため、ポイントの重ね取りが可能。ちょっとお得です。

給油だと毎回そこそこな金額になるので、カード支払いと合わせて2%の還元だと地味に溜まっていきます。ちなみに、灯油なんかもポイント付与OKなところも多いです。

 

また、ほとんどの楽天サービスは利用するとポイントが付与されます。楽天トラベル、楽天Kobo、楽天モバイルなどが代表的な例です。

それぞれのサービスで付与率は異なりますが、基本的には1%と思って大丈夫です。楽天トラベルなどは、宿泊先や航空券、期間などによって1%~15%まで大きく変動します。

楽天Pが使える場所

  • 楽天市場
  • 楽天モバイル・トラベル・Koboなどの楽天サービス
  • 近所の提携店

楽天ポイントの主な使用先は上記の通り。

使えるお店は楽天マークがレジのどこかであるので分かりやすいと思います。

 

 

上記の公式HPで提携店がまとめられていますが、かなり多いです。マクドやミスドなどから始まる飲食店や、本屋、ドラッグストア、駐車場に到るまで多くの店舗が提携しているので、ポツンと一軒家的な所に住んでいなければ見つけられないのが難しいくらいです。

楽天モバイルユーザーだと月々の携帯料金にポイントを使えるので、ポイント消費には困りません。

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新規入会特典のキャンペーンなどを利用すれば、差し引きで無料になってしまうケースも。

高還元率の仕組み、SPU

SPU(スーパーポイントアッププログラム)は、還元率のパーセンテージを上げてくれるシステムです。楽天市場で購入する際に、最大で15倍(還元率15%)のポイントを得ることが出来ます。

倍率は、主に楽天が展開するサービスを利用することで増やせます。

サービスと獲得倍率

  • +2倍
     楽天カード、楽天プレミアムカードorゴールドカード、楽天モバイル

  • +1倍
     楽天銀行、楽天市場アプリ(2019年7月から0.5倍)、楽天証券、楽天TV、楽天アベニュー、楽天トラベル、楽天ビューティー

  • +0.5倍
     楽天ブックス、楽天kobo

「月に1,000円以上の購入が必要」「月1回以上の買い物(予約)」など、それぞれに付与される条件が異なります。

全てのサービスを利用する方はまずいないと思いますが、楽天カードと楽天市場アプリを使用して、楽天市場で買い物をするだけでも4倍(還元率4%)になるため、そこそこ大きいです。

筆者の例を挙げると、楽天モバイル(2倍)・楽天市場アプリ利用(1倍)・楽天カードの利用(2倍)で計7倍となり、楽天市場での購入のポイント還元率は7%になります。

正直に言うと、倍率を増やすために上記のサービスを利用するのはあまりオススメしません。

SPUで得られるポイントはほとんどが期間限定ポイントですし、ポイント還元率を求めて不要なサービスで浪費するのは本末転倒だからです。あくまで自分が必要としているサービスのみを利用するようにしましょう。

他カードと比較する楽天カードのメリット

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還元率を重点に、楽天カードについて紹介してきました。

次に、その他のカードと比べて「こんな人には楽天カードがオススメだよ!」という要点をまとめてみます。

  • 入会費・年会費無料
  • 審査が緩め
  • ETCカードが条件付きで無料
  • ポイントで支払サービス』を利用すればAmazonなどで購入した商品でもポイントが使える
  • 新規入会で5,000円~8,000円相当のポイントが貰える

年会費・入会費は永久無料

楽天カードは、新規入会でお金を取られることは一切ありませんし、年会費も掛かりません。他のカードで見られる「1年目は無料」といったパターンもなく、2年目以降も原則無料です。

長距離ドライバーに必須のETCカードも、プラチナ会員以上、もしくは楽天ゴールド会員以上であれば無料です。もちろん、ETC使用の際に発生する通行料金も100円につき1ポイント還元されます。

 

が、他に条件ナシで作れる無料のETCカード(セゾン・エポス・オリコ等)はあるので、ポイントを重視しない方は他のカードで事足ります。

 

また、18歳以上であれば誰でも発行することができ、主婦や学生でも楽に申し込めるガバガバ審査カードの一つとして有名です。

過去に携帯料金の長期滞納、他会社の重複申し込みや踏み倒しなど、よほどの理由がない限りは審査で弾かれることはありません。

一部のカード利用料金をポイントで支払える

楽天カードには、『ポイントで支払サービス』という便利システムがあります。文字通り、利用したカード支払の料金(ショッピング分)を楽天スーパーポイントで支払うというもので、2018年9月から開始したサービスです。

もちろん楽天市場で利用した分だけでなく、原則としてあらゆる店舗で使用したカード支払分に充てられます。Amaz●nやYah●o、行きつけの美容院でカード払いした際などにも使えます。

「すげー便利じゃん!」と感動しましたが、ちょっとした条件があるので注意が必要です。

  • ショッピング利用分にしか使えない
  • 毎月12~20日の間に申し込む必要がある
  • 通常ポイントのみ利用可能

まず、原則としてショッピング利用分にしか使えません。キャッシングサービスを利用し、それらの利息や支払分に充てる事はできません。

 

また、自動でポイントを充てる事が出来ず、『ポイントで支払サービス』を利用するには月ごとに手動で行わなければなりません。

楽天モバイルのように、ポイントで支払える分だけ自動で引き落としてくれるサービスなら良かったんですが、そうもいかないようです。この辺の手間はマイナスポイントですね……。

もう一つのデメリットは、通常ポイントのみ使えるという点。キャンペーンなどで得られた期間限定ポイントは使用不可です。

個人的には、これらのデメリットを差し引いても素晴らしいサービスだと思います。楽天のポイントを、実質世界中の全ての店舗で利用できるからです。

還元ポイントを金券や自社の割引のみにしか使えないサービスが多い中で、こちらの『ポイントで支払サービス』はかなり思い切った仕組みだと思います。

新規発行で高額ポイントが貰える

パンダポイント

楽天カードは、新規発行者のみ特権として5,000~8,000円相当のポイントが付与されます。

新規入会特典

通常ポイント:2,000ポイント

期間限定ポイント:3,000~6,000ポイント

通常ポイントの2,000ポイントは申請後の5日営業日以内に取得でき、期間限定ポイントは1円以上のカード利用をする事で、翌月の20日頃に付与されます。

期間限定ポイントに3,000~6,000ポイントと開きがあるのは、不定期で「7,000ポイントキャンペーン」や「8,000ポイントキャンペーン」が開催されているためです。

5,000ポイントキャンペーンは常時開設。その他のキャンペーンも月に一度は開かれているため、7,000ポイント以上のキャンペーンが開催している時に申し込むとお得です。

2018年CP

  • 8,000ポイント開催月日
     2/19 5/16 8/22 11/12
  • 7,000ポイント開催月日
     1/5 3/16 4/13 6/6 7/18 9/18 10/22 12/11

2018年の場合だと、上記の通りかなり多く行われています。日付にズレはあるものの、2017年も同じ月に開催されているので大きく異なる心配はなさそうです。

キャンペーン開催期間は最短5~10日間と短いので、入会特典を少しでも多く入手したい方は頻繁にチェックが必要です。

まとめ

「日本で一番使われているカード」と言われているだけあり、楽天カードはかなり使いやすいカードです。

楽天のサービスを使えば使うほど得になるシステムですが、前述した通り楽天以外のサービスでもポイントが使えて貯まるため、その他のカードと比べて断然使い勝手は良いです。

AmazonやYahooなどの通販サイトを主要とし、ネット通販以外でクレジットカードを使う機会がない人は『Amazonマスターカード』や『Yahooカード』もアリですが、クレジットカードをなるべく一つにまとめたいという方には楽天カードを強くオススメします。

 

キャンペーンの詳細、お申し込みはこちらの公式ページをどうぞ!

楽天カード申し込み時の注意点は、下記記事にまとめています。よろしければご参照ください。

知らないと損する!?楽天カード申し込み時の手順と注意点
新規入会で5,000~8,000ポイントが貰える楽天カード。「申し込みしたけど貰えない」「思ったより付与ポイントが少ない」なんて悲劇を生み出さないために、申し込み時の注意点と流れをまとめてみました。
この記事を書いた人
ゆず

沖縄離島在住の30代。東京のマンモス大学を卒業後、リゾートバイトで各地を転々とし、南の島に落ち着く。
主にQOLを高める情報を発信中。好きな麻雀の役は「一発」。

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