遊びに学費に何かと入り用になる春休みのお金。
飲み会や遊び代や旅行やらでなんやかんやで金欠になりがちです。
仕送りが無い大学生は、実家に帰って引き篭もるのも一つの手ですが、どうせならこの期間を活かしてなるべく楽に働いて、楽しい休暇を過ごしましょう!
という訳で、忙しい仕事が大嫌いでバイト先を転々とした筆者が、ボンビー学生時代に経験した”楽”な仕事をランキング形式で紹介していきます!
交通量調査
楽なバイトの代名詞とも言える『交通量調査』のアルバイト。
業務内容はいたってシンプルで、目の前に通る車両を手元のポチポチするカウンターで数えていくだけ。街中で見かけた事がある方も多いと思います。
大抵は4〜8名くらいで現地に向かい、二人一組になって交代で休憩を取りながらポチポチします。経験者なら分かりますが、「数え間違えたらどうしよう」とかいう可愛らしい不安は10分もしたら消え去ります。それくらい簡単な仕事です。
「座って作業ができる」という点と、「車両が通ったらボタンを押す」という仕込めば柴犬でも出来そうな仕事内容から、楽なバイトとして挙げられる事が多いです。
また、時給が比較的高い&日払いが多いという点もなかなか美味しい案件の理由になっています。
- 時給が割と高め
- 日払いが多い
- 座りながら作業が可能
- 指さえ動けば誰でも出来る
が、もちろんメリットだけではありません。下記のようなデメリットもあります。
- 暑さ・寒さ対策が必要
- 休憩時間&拘束時間が長い場合も
気をつけなければならないのが休憩時間の長さ。
2〜3時間働いてから休憩に入るのが最もオーソドックスなパターンですが、休憩時間は1・2時間とまちまち。
長く休んでやりたい事がある人は別ですが、そうでない人は拘束時間が増えるだけなので、なるべく短い休憩時間で募集している案件を応募しましょう。
外気温と休憩時間がネック
「座ってボタンを押すだけ」と聞くと楽そうに感じますが、楽かどうかは現地の環境が大きく影響します。
春や秋頃のポカポカ陽気なら、隣で一緒にカウントする調査員と和気藹々とした雰囲気で働けますが、酷暑・酷寒の日だと口数がかなり減ります。大抵は天候の影響をモロに受ける硬いアスファルトの上での作業になるので、なおさらです。雪が降ると足は凍りますし、日差しが強いと足元がフライパンになります。
調査自体は年中案件が出ていますが、長時間外に出ている事が苦痛な方は避けたほうが無難でしょう。
また、そのような事情からか、こまめに休憩をとる必要があり自ずと実働時間が減ってしまいます。
もちろん休憩時間の長さや休憩に入るタイミングは会社によって異なるので、全ての交通量調査において言えるわけではありませんが、2時間働いて交代し、1時間休憩、といった作業をリピートしていく勤務体系がオーソドックスなものになります。
”楽”ではあるが楽しくはない
結論から言ってしまえば、交通量調査のアルバイトはかなり楽です。
給料も日払い可のところが多いので、短期でサクッと稼ぎたい学生には強い味方になります。
が、基本的に座ってボタンをカチカチするだけなので、当然ですが楽しくはありません。後半になるにつれて欠伸が増え、等間隔のエンジン音が睡魔を誘い、バイクの爆音でハッと目を覚ます、といったサイクルを調査終了まで繰り返す事になります。
とあるアニメでは、女子高校生がギターを買う事を目標に友人と働いていましたが、1日で音を上げて辞めています。お喋り好きなJKでさえそうなるので、決して楽しい仕事ではないということは念頭に置くようにしましょう。
ナイトフロント
今現在筆者が働いている職種。リゾートホテルやビジネスホテルなどのナイトフロントです。
夜勤と言うと体力的にキツいイメージを持たれがちですが、現状はかなり楽です。
僕の今働いているホテルでは、22時から2時間ほど働いて、朝の6時まで自由時間。宿泊客の問い合わせが無い限りはPCでYouTubeを見ててもいいし、何なら事務所で寝ててもOK。自由な間も”待機時間”という事で時給が発生しているため、無駄に休憩時間を取らされる事もありません。
客室が30くらいの小規模なホテルだとナイトフロントが一人体系になる事もありますが、このような場合はさらに自由が広がります。小規模なホテルで深夜に宿泊客の対応など滅多に無いので、睡眠時間もしっかりとれ、昼夜逆転生活になる事もありません。
近所にビジネスホテルがあればそちらで募集をしているか探すのもいいですが、長期休暇中であればリゾート地のホテルがオススメ。俗に言うリゾバですね。
食費や寮費、勤務先のホテルまでの交通費が無料の案件も多いですし、何より色んな出会いがあって面白いです。
- 時給が高い
- 勤務時間に好き放題出来る
- 住み込みだと食費や寮費も掛からない場合が多い
個人的にはデメリットはあまり感じられない神バイトですが、強いて言うならシーズン中は大きなホテルであれば多忙になります。
年末年始や夏場、スキー場に隣接する宿泊施設であれば冬休みあたりがシーズンに当たりますね。
- シーズン中は少し忙しくなる
- 出会いは少なくなる
多忙と言っても宿泊客からの問い合わせが少し増える程度なので、ホテル業の他の業務に比べれば大した仕事量ではありません。
また、リゾバは各地から旅行気分で派遣されてくるので、解放的な気分になった男女がくっつきやすくなるわけですが、ナイトフロントという業種上、そういった出会いは少なくなります。
若い年齢層はレストラン等の料飲関係に多くなるので、アバンチュールを楽しみたい方はそちら側で働きましょう。楽では無いかもしれませんが、思い出に残るのは間違いなくそちらの業種です。
リゾバだとかなり稼げる
リゾバの案件を見ると分かりますが、ホテルフロントは平均時給がそこそこ高いです。
ナイトフロントであれば時給に深夜割増も加算されるので月に20万以上は容易に稼ぐ事が可能。もちろん、シフト次第ですが。
現地採用のアルバイトとして働くと悲しくなるくらい時給は下がるので、働き先を探す際は必ず派遣サイトを通して案件を選ぶようにしましょう。
派遣サイトで案件を見ると分かりますが、寮費はもちろん、滞在中の食費や赴任先への往復の交通費なども無料といった案件がほとんどなので、バイト先で稼いだ額をそのまま持って帰れるところもリゾバの魅力です。
データ入力
こちらも比較的楽なバイトの代名詞と言われる業務。
データ入力と言ってもその作業内容は会社によってピンキリで、送られてくる画像データをひたすら文字化する作業や、手書きで書かれた申込書等をそのままタイピングしたりと様々。必要最低限のタイピング能力が必要、というのが唯一共通する点になります。
- 座りながら作業できる
- 一人で黙々バイトできる
- 服装や髪型に自由がきく
連携する作業はほぼ無いので、一人で黙々とバイトしたい方にはオススメ。
よほど作業が遅く無い限りは、社員にとやかく愚痴をこぼされる事もありません。
- 会社によっては事務作業が付随する
データ入力は実際かなり楽で、日によっては仕事量が少ない事もあります。が、それ故にデータ入力にプラスして事務作業も担当する事があります。簡単な電話対応等がそれに当たりますね。
高時給の場合は出会い系のサクラの可能性も
データ入力はその作業内容に比べて時給は高めですが、求人を見ていると明らかに高すぎる案件が並んでいる時があります。
WEBサイトの掲載では「簡単なデータ入力のお仕事です」「女性スタッフ多数在籍」などとしか書いていませんが、肝心の業務内容についてはぼかしていたりします。
求人に応募する際に電話したら分かる話ですが、それを知らずに面接地に向かうと直接業務内容を伝えられて少し気まずくなるので気をつけましょう。
筆者が初めてデータ入力のアルバイトの面接を渋谷で受けた時がこのパターンでした。
サクラの仕事に多少興味があったので、こういう仕事だけど大丈夫?と聞かれた後に「はい!やれます!」と即答したんですが、残念ながら僕が応募した会社は落ちてしまいました。
今考えると、チャットレディの様な仕事も暗に仄めかしていたのかもしれません。
服装や年齢を気にせず作業が出来るのが利点
接客業では無いので、ある程度は服装や髪型に自由がききます。
勤務時は服装は自由ですし、髪を染めてても特に文句は言われません。お上りさんだった筆者は学生時代、周りに溶け込む様に茶髪にしていた時期がありましたが、黒染め等もせずにそのまま面接を受けても問題はありませんでした。
入社してみると分かりますが、他のバイト君でそれ以上に派手な方は結構います。
もちろん面接時は黒髪の方が印象は良いでしょうが、仕事時に大切なのは見える容姿よりも仕事の成果です。
また、30代のフリーターや主婦の方までと年齢層は広めなので、学生以外でもオススメ。
スキー場のバイト
楽、というより楽しいバイト。
会社にもよりますが、食費&寮費無料+スノボー&スキー滑り放題という特典がついてきます。金を貯めつつ遊びたい大学生にはオススメ。
業務内容は、チケット販売にリフト係、ゲレンデ内で食事をサービスするレストランやボード・ウェア等を貸し出しするレンタル係と様々。
- 滞在中リフト券が無料。場所によってはウェアやボードのレンタルも
- リゾバなので食費や寮費も無料
- 出会いがある
春休みの定番の遊び場であるスキー場ですが、上達するために何度も通っていると懐がすぐに寒くなります。
派遣としてスキー場で働けば、休みの日にリフトを無料で使って良いゲレンデがほとんどなので、短期のバイト先としてはかなりオススメです。
シーズン中はどこのゲレンデも常に人が足りない状態なので、友人同士の応募でも簡単に採用してくれます。
- かなり寒い
- レンタルは割引のみの場合も
残念ながら、全てのスキー場のバイトでレンタルが無料という訳ではありません。
リフト券は無料な施設がほとんどですが、ウェアやボード等のレンタルは割引、といった形で保証する派遣先も少なくありません。
グッドマンサービスが運営する『リゾートバイト.com』というサイトであれば良案件が多いので、そちらで探すと良いでしょう。
業務内容と勤務体系
一重にスキー場のバイトと言っても仕事内容は様々。
- 受付・案内
- スキー機材・ウェアなどの貸し出し
- リフト
- インストラクター
- レストラン
- 隣接するホテルでのフロントや清掃
毎年シーズンになると多く募集するのがリフト係。11月〜3月頃まではひっきりなしに募集しています。
リフト係は忙しくはありませんが、外にいる時間が長いため寒がりの方にはおすすめできません。
狙い目となるのは、受付&案内。暖房の効いた暖かい部屋で座りながら仕事ができるため、かなり楽です。
インストラクターはやりがいのある仕事ですが、スキー連盟、もしくはスノボー協会が認定する指導員資格が必要な事がほとんどなので、普通の人は応募できません。
出会いが多い
案件を見てみると分かりますが、毎シーズンかなりの数の派遣スタッフを募集しています。
同じ様にバイトに集まる人たちも20代前半と平均的に若いため、それなりに出会いがあるのも利点。春休みに童貞を捨てて新学期を迎えた学生は、ほとんどはこの住み込み系のバイトか免許合宿に参加してました。
彼女や彼氏が出来て新学期に「遠距離恋愛中なんだ〜」と写メを見せてくるヤツは結構います。
ま、地元から遠く離れた山の上という閉鎖的な環境で若い男女が一緒にいると、そうなるのも分かりますが……。
もちろん、男子寮と女子寮に別れている施設がほとんどなので、部屋に連れ込んでちょめちょめなんてしてたら強制下山の可能性もあるので気をつけましょう。
イベントスタッフ
コンサートや、お笑いのライブなどの会場設営&警備などを業務とする仕事。
ほとんどの案件は単発の募集なので、長期で縛られることなく空いた時間だけ働きたい方にオススメです。
- 長期で縛られない
- 有名人を間近で見れる
- 日払い&高時給
好きな時に入れる、というのが最大のメリット。
また、勤務後に給与手渡しの会社がほとんどなので、なるべく早めにまとまったお金が欲しい人にはオススメ。
- 資材搬入はかなりの肉体労働
男性の場合、大半の人手は資材搬入に回されますが、かなりの力仕事になる可能性があります。
体力的に疲れるだけならまだいいんですが、こういったイベント系の現地スタッフはミュージシャン崩れや芸能人かぶれが多く、性格がかなりアレな人に指図されて働くことになり、精神的にかなり疲弊する事も。
唯一の癒しの時間はコンサートやライブ中。
自分の好きなアーティストや芸人が必ず見れる訳ではありませんが、事前に日付&会場で調べると、ある程度は絞れます。が、会社によってはシフトを入れてから集合場所の連絡が来る事もあるので、その際はもちろん選ぶ事は出来ません。筆者が働いていた会社は後記のパターンで、2回ともプリンセス天功のライブでした。
業務内容と勤務体系
イベントスタッフというとライブの舞台設営・会場案内等の仕事を思い浮かべるかもしれませんが、実際にはそれ以上に様々な仕事を分担します。
大規模な催しであれば一つの業務で終わる事もありますが、地方などで行われる小さなイベントであればチケットもぎりやグッズ販売、会場裏口の警備や客員誘導などと多岐になります。
「体力には自信があるから舞台設営だけ担当したい」「細かいことはよく分からないから警備だけしたい」というような考えでは仕事が出来ないので注意。『便利屋』に近い存在のイベントスタッフは、専門的な知識こそ必要ありませんが、何かしらの付随する業務は分担することになります。
好きな時にバイトに入れる、という点も大きなメリットの一つ。
イベントスタッフは、基本的に単発の仕事で長期雇用はほとんどされないため、会社に登録さえしてしまえば自分の好きな日にちだけ入る事が可能です。
日給が12,000円~と高時給な会社が多く、勤務終了後に手渡しでもらえる会社も。今すぐお金が欲しい!って方にはベストなバイト先です。
男女で仕事内容が異なる
上記に書かれてある力仕事は、主に男性スタッフが担当する仕事。
女性の場合は体力的にキツい仕事はほぼありません。その代わりに、事務的な仕事が増えます。
- 午前中は客席に置く配布物(チラシ&プログラム等)の袋詰めで終わり、昼休憩を取った後に簡単な会場内の準備。
- 開場〜開演時はチケットもぎり&客席誘導。
- 開演したら会場内を出入りするお客さんの為にドアを開け閉めするくらいしか仕事がないので、遠目ではありますが配置によってはガッツリとライブを楽しめます。
- 終演時はお客さん誘導。出入り口でお客さんをひたすら見送ります。物販があれば同タイミングで対応。
- 誘導が終われば会場内を簡単に見回りし、忘れ物やゴミ等を拾って終了。
上記のような仕事の流れが大半です。
女性スタッフの人手が足りず男性スタッフが手伝いに行くことはあっても、逆のケースはほとんど無いように感じます。
試験監督
こちらも楽なアルバイトの代名詞。
試験開始毎に募集をしているイメージが強く、単発のバイトと思われがちですが、試験自体はどこでも年中行われているので長期の採用もしています。
- 座って監視するだけ
- 日給制が多い
- 簡単な業務内容
「眠気との戦いになる」と言われるくらいに暇なバイト。難しい業務を任されることはなく、大抵の試験は目を開けて息をしていれば給料を貰えるので、かなり楽です。
業務内容に比べて高時給な場合がほとんどなので、結構人気なバイトだったりします。
- 試験先によっては立ちっぱなし
- 暇すぎて時間が経つのが遅い
- スーツが必須
試験監督のバイトの大半は座りながらの監視でOKですが、運が悪いと試験中は立ちっぱなしで監視、といった会場に当たる事も。女性の場合はヒールを履いていると地獄になります。
座ってはいけない、といった試験先はもちろん稀ですが、常に座りっぱなしというのも眠気を誘引する引き金に。
暇とは言えあくまで試験”監督”の仕事なのでスマホを弄ったり、本を読んだりはNG。普段アクティブなバイトをしている方にとっては、かなり時間の流れが遅く感じるかもしれません。
業務内容と勤務体系
試験監督での業務内容は大別すると下記の3つ。
- 会場設営
- 受験者案内・誘導
- 試験中の監視
会場設営と受験者案内はオマケみたいなもので、あくまでメインは試験中の監視・巡回です。
大規模な試験になると会場もそれなりの準備が必要となるため、試験の前日に会場の準備をすることもあります。
受験者の案内は難しく考える必要はありません。受験者を試験会場へ案内したり、トイレの場所を教えてあげたりするくらいです。
また、当然ですが殆どの会社はスーツ着用が必須です。スーツの貸出をしている求人もありますが、1着くらいは着れる物を用意しておきましょう。多少色が明るくても、場違いな色をしてない限りは問題ありません。
給料はバラつきがありますが、平均すると時給1,100円くらい。900円を下回る時給は稀で、採点・添削などが絡むと高時給になる傾向にあります。
月給制の会社もありますが、ほぼほぼ単発の募集なため、日払いの会社が圧倒的に多いです。
単発の仕事は分かりやすく試験の日付が書いてあるので、応募自体はとても簡単。人材募集サイトで検索すると、大半は日程と場所が明示されています。
暇すぎることがデメリット
単発のバイト、特に半日の試験監督の場合であれば、試験中の不正防止のための監視がメインの仕事になります。前述したように、この仕事は楽ですが、それゆえに滅茶苦茶眠くなります。
経験がある方なら分かると思いますが、カリカリ音を聴きながら夢想する時間にしては長すぎます。
不正行為でもしてくれれば一気に目が覚めますが、幸か不幸かカンニングをするような受験生と遭遇するケースは稀です。
正直な話、隣の席の回答をチラ見する程度であれば不正行為かどうかこちらからは分かりません。「あ、なんかやってるかも」と思う程度で、実際に覗いた証拠なんてありませんからね。カンニングペーパーであれば別ですが。
よほど怪しい挙動をする人がいれば、主任の人に報告すればOK。自分で注意するのは避けましょう。
漫画喫茶・ネットカフェ
次に紹介するのが満喫バイト。受付、清掃、整理(本棚等)が主な業務内容になります。
想像はつくと思いますが、夕方頃のバイトは比較的忙しくなりがち。狙い目になる楽な時間帯はやはり夜勤〜です。
- 暇な時間に本&ネットし放題
- 深夜帯は客の出入りがほとんどない
- 席数&アミューズメント設備が少なければ恐ろしく暇
夜勤中は店舗の条件(席数の少ない個人経営店など)さえ揃えばものっすごく暇です。あらゆる漫画を読破できます。
漫画喫茶で働く上で一番忙しくなるのはやはり夕方。この時間帯は避けた方が無難です。
また、ビリヤードやダーツ、カラオケなどのアミューズメント設備を備えている場合は比例して忙しくなる上に客層も悪くなるので注意が必要です。
- 店(特にチェーン店)によっては客層が最悪
- 調理作業が面倒な店も
働き先を選ぶポイントとしては、席数・アミューズメント施設・調理作業の有無。マニュアルの厳しくない個人経営店であれば尚よし。席数は大体30席ぐらいなら楽な範囲です。
業務内容と勤務体系
全時間帯に共通する作業内容は、受付・清掃・整理。
朝方〜昼過ぎの勤務はお客さんも少ないので割と落ち着いています。
- モーニングなどの調理業務
- 空き部屋清掃
この辺りの業務がメインの仕事です。朝方は何かを注文する利用客も極端に少ないため、夜勤に次いで狙い目の時間帯。
最も利用者が多くなる夕方の時間帯は、想像するまでもなく立て込みます。接客も他の時間帯に比べて格段に多くなりますし、”楽”さを突き止めたい方は避けた方が無難です。
夜勤は辛い、という人もいますが、慣れてしまえば時給も高い上に楽な作業です。
- 雑誌・漫画等の検品&品出し
- グラス等各種清掃
夜勤は店舗によっては一人でシフトに入る事になるため、他スタッフと仲良く仕事をしたい方にはオススメ出来ません。
地域差がありますが、平均時給は1,000円を上回る程度。作業量と比較するとかなり楽です(夕方以外)。
アミューズメント施設があると手間が増える
前述した通り、ダーツやビリヤード等の施設があると多少仕事が増えます。
利用と使った器材の返却の度に受付しなければいけないので、そこそこストレスを感じます。
加えて問題なのが客層です。なんとなく想像つくと思います。
また、潔癖症な方も漫画喫茶には不向きです。
個室でゆったり出来る事が漫画喫茶の良いところなんですが、ありとあらゆる手段を使って”汚部屋”にして帰っていくお客さんは結構います。場合によっては出禁になっても文句は言えないので、利用者側は注意しましょう。
余談ですが、個室で自家発電をしてるところを監視カメラで見られる、なんてことはほとんどありません。
監視カメラがある店がほとんどですが、入り口(レジ付近)・アミューズメントコーナー等を録画することはあっても、室内まで見渡せるような監視カメラはまずありません)。
が、位置的にブース内がモロ見えになる部屋もあるため、満喫モノのAVの様な行為をすることは勿論推奨されていませんので悪しからず。
治験
貧乏学生時代に最もお世話になったのがこの治験。文句なしに一番楽なアルバイトです。
「寝ているだけでお金が貰える」とTVで度々取り上げられているので、ご存知の方も多いはず。
- 寝るだけでお金が貰える
- 投薬・検診・就寝の時間以外は何をしても自由
- 施設によってはゲーム・DVD・漫画なども常設
- 1件あたりの報酬が大きい
- 給与ではなく協力費
学生時代、金欠になる度に友人と行っていたのは懐かしい思い出です。
二泊〜三泊して10万円以上という案件がざらにあるため、人によっては数日で必要な月給を稼ぐ事が可能です。
また、治験で得られるお金は給与ではなく、治験協力費(もしくは負担軽減費)と呼ばれるもののため、103万円の扶養縛りを逃れられるところもポイント。
- 入院中は外出禁止&禁煙
- 採血が多い
- 一度参加したら三ヶ月ほど申し込みできない
デメリットを挙げるとしたらこの二点。
治験は、薬の効果を検証するためのモノです。検証に支障が出るその他の二次的な影響をなるべく避けるために、必要最低限の事は制限されます。喫煙・暴食・過度な運動・睡眠不足などがソレに当たります。
また、薬効を調べるための採血が多いのも短所の一つ。
この採血が……何度行っても苦痛です。どれだけ美人で巨乳看護師に刺されたとしても、3・4回目くらいから憂鬱になります。
また、1度本試験に参加すると三ヶ月以上のスパンを空けなければならないのも欠点の一つ。別のモニターサイトを通したとしても、新しい治験に申し込みを受ける事ができません。
入院中のほとんどは自由時間
試験中は、必要最低限の制限項目以外は何をしててもOK。
大抵の院内には、入院中の患者を飽きさせないために漫画・テレビ・ゲーム・DVDプレイヤー&映画等の娯楽を用意しています。
が、外部から暇つぶしアイテム(スマホ・PC・小説等)を持ってきている人が殆どなので、実際に利用するのは漫画くらいだったりします。
個人的には誰か友人を誘って行くのがオススメ。
一人で数日間黙々と暇を潰すよりかは、何人かの友人と時々話したりゲームをした方が精神的な負担は少なくなりますし、何より時間が経つのが早いです。
一泊のみの治験ならまだしも、1週間などの長期の治験の場合はなおさらです。
忙しなく感じるのは投薬の時間帯。
投薬後の1時間くらいは採血RUSHが始まるため、自分のベッドから動く事は許されません。加えて、薬物動態を正確にするためか座った姿勢を維持するケースが多いです。
ただ単に「ベッドから動いてはいけない」だけなので、漫画などを読む分には支障はありません。
試験に参加するためには事前検査が必要
治験の本試験に参加するには、まずは指定のクリニックで事前検査を受ける必要があります。事前検査→本試験or待機組→試験終了という流れで負担軽減費を得る事ができます。
待機組は、本試験参加者(投薬候補)の体調に何かしらの不調が出た場合の補欠要因です。
一泊して投薬せずに帰るだけで2万円近く貰えるため、結構ウマい役割だったりします。さらに言えば本試験に参加していないので、すぐに別の治験に参加可能です。
事前検査で費用を払う必要は勿論ありません。交通費という名目で3,000円ほど貰えるので、実質プラスになる事が殆どです。
寝不足・前日の飲酒・過度の運動等、注意事項にある項目を守れば余程の事がない限り事前検査に落ちる事はありません。
喫煙者不可の案件が多いですが、実際の検査は結構緩め。前日の昼くらいから禁煙してれば大丈夫だと思います。事実、僕がタバコを吸っていた時に喫煙者不可の案件に全て通っていましたし。
唯一落とされた時は寝不足が原因でした。前日の夜更かしは血中の何たら濃度が高くなるらしいので気をつけましょう。
治験に参加するには、治験モニターサイト(JCVN等)で無料会員登録しなければなりません。
どれくらいの治験協力費が貰えるかなどの案件の詳細が分かるようになるので、ぜひ登録して確かめてみてください。
最後に
調べてみると、大学生のアルバイトによる平均月収は約3.8万円らしいです。
10万円以上は稼がないと生活できなかった僕にとっては、正直かなり少ない金額で驚いています。
パチンコのホールや居酒屋など、身近なアルバイトはそれなりに稼ぐ事ができますが、僕には合わず長続きはしませんでした。
本記事で紹介した中でも特にオススメは治験です。30万円を超える高額な案件もゴロゴロありますからね。
最初に行く時は不安かもしれませんが、一度行ったら8割近くがリピーターになるほどです。暇さえあれば今でも行きたいくらい。
スーパーの品出しや検品、コンビニの夜勤やミステリーショッパーなど、この記事で紹介しなかった楽なバイトは他にも多数あります。
こんな仕事が楽だったよ!ってバイトがあればぜひコメントください。
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