色々とややこしい他社への乗り換え。
ソフトバンクから楽天モバイル(スーパーホーダイプラン)へと日割り計算料金(最安で150円以下)で乗り換えたので、下準備等の詳細手順と要注意点を分かりやすくまとめてみました。
最速&最安でSoftbankから楽天モバイルへ乗り換えたい方、いつ頃SIMが届くかとか気になる方は御一読を。
以下、乗り換え前とMNP後の状況。
<Softbank乗り換え前>
- IPhone6
- プラン:スマ放題+データ容量5GB
- オプション:web使用料(外せないので必須)、テザリングオプション、他
- 月々携帯料金:¥6,447(機種代金支払済,税込)
- 契約更新月日は11月20日〜
<楽天モバイル乗り換え後>
- IPhoneSE(楽天市場購入)
- プラン:スーパーホーダイSプラン
- オプション:余計なものは一切なし。テザリングも無料。
- 月々の携帯料金:¥2,141(税込,2年間平均月額)
- 新規開通日11月22日
乗り換える前に知っておきたい基礎知識と注意点
回避する方法は後でじっくりと紹介します。とりあえず事前に知っておく情報として頭の片隅に残しておいてください。
- Softbankに支払うMNP手数料¥3,240と楽天モバイルへ支払う事務手数料¥3,240が別途必要(税込)
- スマ放題プランは日割り計算されず、いつ解約しても月額料金が丸々取られる
- 事前にプラン変更をしておけば、日割り計算で一日あたり100円ちょっとで済む
- 更新月直前でプラン変更を申し込むと21日から新規プランに移行する(契約解除料は掛からない)
- 日割り計算で解約したい場合、21日に開通はNG。必ず22日に切り替えを行う
- スーパーホーダイプランは初月無料ではない
- MNP番号を取得しても、解約した事にはならない
- 楽天モバイルへ新規WEB申し込みをする際は、MNP番号を取得してから5日以内でなければならない
- 本人確認書類として、現住所の書いた免許証、または補助書類が必要
- MNP申し込み後はSoftbankでプラン変更できない
- ソフトバンクのお姉さんは自社プランの詳細を把握していない
そもそもスーパーホーダイって何?って方は前記事を参考にしてください。
①MNP前の下準備
とても大切な下準備。それは、ソフトバンクのプラン変更をすること。
今現在乗り換えを考えている方は、スマ放題+データ定額プランの方が圧倒的に多いと思います。
このプラン、実は日割り計算されません。丸々の月料金が掛かってしまいます。
詳細は上の記事を参考にして頂くとして、まずはSoftbankの最終利用料金を日割り計算出来るようにSoftbankに連絡します。
Softbankのプランを日割り計算できるようにする
電話で変更する際はナビダイヤルで『157→4→2→2→#→9』でオペレーターに繋がります。
⑴スマ放題+データ定額プラン→”ホワイトプラン+パケットし放題for 4G LTE”へと変更
”ホワイトプラン+パケットし放題for 4G LTE”の状態で解約すると、携帯料金の日割り計算が適用されます。
注意点としては、プラン変更をした21日〜楽天モバイル開通日(22日)までは一切データ通信を行ってはいけない事。
5MBを超えるデータ通信を行ってしまうと、使用料金が跳ね上がります。モバイルデータ通信はOFFにしておきましょう。
⑵Softbankのオプションを全て外す
テザリングオプションなど、スマ放題プランでは無料だったオプションがホワイトプランでは有料になってしまう可能性があります。
プラン変更と同時に確認して全て外しておきます。
ちなみに、ウェブ使用料(¥300税抜)はホワイトプランでも必須です。
が、スマ放題と違ってホワイトプランでの解約時はウェブ使用料も日割りになるのでご安心ください。
この二つの工程をこなしておく事で、22日に楽天モバイルへと切り替えた場合は150円以下で携帯料金を済ませる事ができます(※MNPの場合取得手数料として請求書に3240円プラス。)
正しくプラン変更の受付が完了すると、MySoftbankウェブの方で”ー変更受付済みー”と表示されているはずです。確認してみてください。
下の『+もっとみる』をタップすると、パケットし放題for 4G LTEに変更予定である事が確認できます。
ソフトバンク側の下準備はこれでおしまい。
楽天モバイル側への事前準備
楽天モバイルへと新規契約を結ぶ場合、本人確認書類が必要になります。
運転免許証、日本国パスポートがある場合はそれのみで結構です。
ただし、記載の住所と申し込み時の住所が異なる場合は、そこに住んでいる事が証明できる補助書類が必要です。
補助書類は公共料金領収書(電気・ガスなど)、住民票など。
僕は名義が本人のものでは無い別荘に住んでいたため、本人確認で手間取りました…。
年金通知書や健康保険料の納税書などは補助書類として認められないので注意。
運転免許証+保険証などの組み合わせもNG。
人によっては下手するとMNP番号の有効期間(15日)が過ぎてしまうので、これらの書類は事前に用意しておきましょう。
先日僕の兄弟が楽天モバイルへとMNPを申し込んだ際には、GWの連休中という事もあって市役所や警察署での運転免許証の住所更新がスムーズにいかず、MNP有効期限をOVERしてしまい再発行となってしまいました。
これだけで3,000円の損です。
申し込む際にはこれら書類の準備が整っているか再度確認しましょう。
楽天カードを新規作成
必須ではありませんが、楽天カードを作って支払う事で月額料金の1%の楽天ポイントを取得する事ができます。
楽天モバイルの月々の使用料は、楽天ポイントを使って割り引く事が可能です。
楽天カード新規申請+通話Sim申し込み(スーパーホーダイプラン)+月々の支払いを楽天カードに設定する場合だと、7,000ポイントが付いてきます。
7,000円割引なので、約3ヶ月分の携帯料金がタダになる計算ですね。
楽天カードの入会については下記公式ページからご覧ください。
楽天カードの審査やお届け日数が2日〜1週間程度なので、WEB申し込みする前にサクッと作っときましょう。
②MNP取得と楽天モバイルWEB申し込み(〜19日)
19日までと書きましたが、本人確認や発送時間を考慮すると時間が掛かってしまうため最短である22日に解約したい場合は、なるべく早めの方がいいです。MNP取得とウェブ申し込みは、ある程度余裕を持って済ましておきましょう。
MNP番号取得
下準備が終えたら、次はソフトバンクへ電話してMNP番号を取得します。
TEL:08009190157
ナビダイヤルは4→3→1→#(自分の携帯の場合) →4→暗証番号4桁入力
色々と聞かれるので、楽天モバイルへ移行する旨だけを伝えましょう。
Y!mobile(Softbank系列)への移行などを勧められますが、孫正義が嫌いとか電波が通じないとか適当に言ってればすぐにMNP番号をメールで送ってくれます。
注意点としてはMNP番号を発行してしまうと、ソフトバンクのプラン変更等はできません。
Softbank側に掛かる最後の携帯料金を日割り料金にしたい場合は、前述の下準備を参考にしてください。
勘違いされてる方が多いですが、MNP番号発行=解約ではありません。MNP番号が楽天モバイル側で使われて、初めて解約されます。楽天モバイル開通=ソフバン解約が正しいです。
もう一つの注意として、MNP番号を取得してから5日以内に楽天モバイルへ新規申し込みをする必要があります。
WEBなどで新規申し込みをした後(5日以内)は、MNP有効期限内(15日間)に開通しなければMNP番号が無効になってしまうので気をつけましょう。
楽天モバイルへWEB申し込みする
以下、詳細手順
①公式ページに飛んで、『今すぐお申し込み』をクリック
②『今すぐWebで申し込み』を選択
③『端末+Simセット』or『Simのみ』のどちらかを選択
※既にdocomo回線で繋がる端末を持ってる方は「Simのみ」を選択。
④『つながる端末保証by楽天モバイル』の選択
※故障した場合に代替品の提供をしたり、修繕してくれたりするサービスです。
⑤『スーパーホーダイプラン』S・M・Lのどれかを選択
⑥『最低利用期間』の選択
⑦『Simサイズ』の選択
公式から確認できます→対応端末←
⑧『オプション』&『アクセサリー』の選択
ほとんど必要ないと思うので無視して次へ。
⑨『お客様情報の入力』
楽天会員にログインした後、長い入力画面へと進みます。チェックする所は以下の通り。
(1)【自宅から楽天モバイル開通受付センターに電話して開通する】にチェックが入っているか確認
※これが入っていないと解約タイミングが自分で選べなくなってしまい、2〜3日の不通期間が発生します。
(2)パスワードには記号(<>-等)が必要
(3)カード支払いは安く運用するために楽天カードを使う
(4)紹介者ユーザーID
入れなくてもいいですが、紹介された方には4ヶ月後くらいに1500ポイント入るみたいです。紹介した方には3000ポイント入ります。
もし家族や友人同士で楽天モバイルへ加入する方はこのシステムを活用する事をおすすめします。ただ、紹介にはSimカードが届いてしばらくしないと出来ないので、契約タイミングに時差が生じてしまいます。
本人確認書類をアップロードする
WEB申し込みが完了後に表示されるIDとパスワードで本人確認へと進みます。
前述した通り、本人確認はかなり厳しめです。
自身の運転免許証がSimカード配達先の名前と住所が一致してあれば何の問題もありませんが、引っ越しなどによって住所が変わっていた場合は補助書類が必要になります。運転免許証やパスポート(写真付きの公的証明証)を持ってない方は健康保険証でも大丈夫ですが、こちらも下記の補助書類が必要となります。
公共料金領収書(電気・ガス・水道) | (1)氏名、住所が同一であること。 (2)発行から3カ月以内であること。 ※現住所の建物名や部屋番号等まで正しく記載されている必要があります。 |
住民票 | (1)氏名、住所が同一であること。 (2)発行から3カ月以内であること。 ※本籍地・マイナンバーを記載せず発行、または該当部分を隠すこと。 |
届出避難場所証明書 | (1)氏名、住所が同一であること。 (2)発行から3カ月以内であること。 |
上の方にも書きましたが、運転免許証+保険証といった組み合わせはNGです。
年金通知書や健康保険料の納税書など、上記以外の証明書以外は補助書類として認められないのでご注意を。
アップロードが完了して審査が終わると、1時間程度で審査完了のメールが届きます。
後はSIM出荷の連絡を待つだけです。
僕の場合は20日の昼に審査が完了して、21日の19時頃にSIM出荷のメールが届きました。
Simが到着したのは22日の午後だったので、22日に開通する場合は少し余裕を持って(16~18日くらい?)楽天モバイルでWEB申し込みした方がいいです。
月初に開通したい方は遅めにMNP番号取得をしましょう。18~19日頃からMNP番号取得&WEB申し込みで大丈夫です。MNPの有効期限である15日間に注意を払っておけば大丈夫です。
ただ、僕の紹介する日割りプランで乗り換える方法だと、10日間以上はモバイルデータ通信が出来ないので、Wi-fiが使えないスマホ依存症の方は退屈だと思います。もちろん、Softbankに支払う日割り料金もそれなりに上がります。
③モバイルデータ通信をOFFにする(21日〜開通まで)
ホワイトプランにプラン変更をした場合は、モバイルデータ通信をOFFにしましょう。
パケットし放題フラット4Gの最低利用量5MBは、制限しておかないと一瞬で超えてしまいます。LINEやネットサーフィンをする際はWi-Fiを使ってください。
IPhoneの場合は 【設定→モバイルデータ通信】からOFFに出来ます。
それでも何らかの事情(スマホの誤動作など)でデータ通信が発生する可能性は十二分にあるので、開通センターに電話をするまではSIMカードを引っこ抜いておく事をオススメします。
④楽天モバイルへ切り替える(〜22日20:59)
Sim発送が完了すると、楽天モバイルから商品発送のメールが届きます。
今までの手順通りにやってきた方なら、もう手元にSimが届いているはずです。
21時以降の電話では開通処理が翌日になってしまうので、22日0:01〜20:59の間に楽天モバイル開通受付センターに電話しましょう。
電話番号:186-0800-805-1111
他サイトを見ると、以前は午前8時59分以前に電話をかけなければ当日中に開通出来なかったみたいですが、現在では当日の20:59までに電話をすれば当日中にMNP切替が行われるみたいです。ナイスな改善。
電話が終わっても、しばらくはSoftbankに入っているSimは付けっ放しで。
圏外になれば無事開通が完了し、同時にSoftbankが解約された事になります。なので、Softbank側への電話等は一切必要ありません。さようならお父さん。
所要時間は15分程度と書かれていますが、楽天モバイル側が回線を切り替えるタイミングは宅配業者に受け取りの確認をしてからになります。SIMを受け取ってすぐに開通センターに電話しても、ある程度は待たなければいけません。
僕の実例を挙げておくと、22日の16時にSIM到着→同日18時半頃に切り替えとなりました。
⑤API、プロファイル設定を済ませる
開通が済んでも、API設定をしておかないとインターネット接続出来ません。
これに関してはSimが届いた際に入っている冊子を参考に進んで頂ければ大丈夫です。燃やしたという方のために公式ページのURLを貼っときます。
上記ページの『ユーザーズガイド』で冊子と同じ内容の設定方法がpdf形式で見れるので参考にしてください。
最後に
携帯会社に連絡してみると分かりますが、カスタマーセンターの方ってプランを把握しきれてない方が多いんですよね…。
掛からないはずの料金を掛かると言ったり、変更してくれと言った箇所を間違えたりする事が多々あります。クレームとか多そうで可哀想だけどお金に関わる事だし、ちゃんとしたサポートをしてほしいものです。
てわけで、ソフバンのお姉さんはこのページを「お気に入り」に入れといてください。多分MNPに関してはオレの方が詳しくなっちゃったからさあぁっ!
皆さんも電話でプラン変更等する際は念入りに確認してくださいね。ではでは。
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