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圕の大魔術師原作『風のカフナ』と著者『ソフィ=シュイム』について考察してみた

ここ最近で筆者一番のオススメ漫画、圕(図書館)の大魔術師

ソフィ=シュイム氏原作である『風のカフナ』を濱田泰斗さんが訳し、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』で超平和バスターズさんとタッグを組んだ事で有名な泉光さんが作画を担当しています)。

 

この作品が面白いのなんの。

独特な世界観と、練られた設定、魅力的な登場人物に目が離せません。あと、ヒロインが可愛い。

 

そんな大好きな『圕の大魔術師』の原著と著者について、自分なりの考察を考えてみました。

あ、あくまで推論に過ぎないので、他人に紹介しないでくださいね。間違ってたら恥ずかしいので。

圕の大魔術師の原作者と著者は存在しない?

 

最初にこの漫画を読んだ時、第一印象的に「ライトノベル原作なのかなー」と考えていました。

しかしこちらの原作である『風のカフナ』と『ソフィ=シュイム』さん。二つのワードは、不思議な事にいくら調べても全く確かな情報が出てきません

叡智を極めた、Google先生ですらお手上げ状態です。

 

漫画の中に出てくる文字(アラビア語みたいなやつ)を日本語に解読するとヒントになるかもと考えたんですが、筆者の気合が足りず断念。

 

あまりにも情報が出回らず、巷では色々な推察がされています。

 

最も多い考察が、『風のカフナ』という原作が、そもそも存在しない架空の書という話。

この説がかなーり有力。

根拠となるソースは、表紙にだけしか原著の情報が載っていない事。漫画の最後の方にある著者情報には、なぜか泉光さんの情報しか載っていません。

って事は……。

 

※以下、多少なりのネタバレを含みます。漫画をまだ読み進めてない方は買ってね(宣伝)

『風のカフナ』についての考察

原著であるとされる『風のカフナ』について考えてみましょう。

 

”カフナ”とは、本作において重要な存在。書を護る図書館の司書を指します。

主人公のシオ=フミスは、幼少時に過ごした村で、ある司書に憧れを抱きカフナを目指すようになります。

 

13歳で村を飛び出し、難関とされる司書試験に挑むシオ君。

行く手を阻む度重なるトラブルを、小さな村の図書館で培った豊富な知識と、土木作業で鍛えた堅強な体力で解決していきます。体内に宿すマナ(チャクラ的なやつ)の潜在能力も計り知れず、ここぞというピンチの時に助けてくれる主人公の鑑です。

 

しかし、本作を読み進んでいる方なら「あれ?」と疑問に思う方も多いはず。

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シオ君、水属性じゃん、と。

主人公は「風のカフナ」ではない

となると、原著とされる「風のカフナ」はおかしい。どちらかと言うと「水のカフナ」じゃ?

 

単純に考えられるパターンは二通り。

 

  1. 後でシオ君が風のマナに目覚める
  2. 「風のカフナ」は主人公の事を指していない

 

筆者の独断で1の説は除外。
複数の属性を当たり前に扱える主人公とか、インフレラノベキャラっぽくて嫌だからです。(暴論)

 

「風のカフナ」が主人公じゃないとなると、該当人物は一人しかいません。主人公シオ=フミスを変えた英雄『セドナ・ブルゥ』です。

『風のカフナ』は、セドナ・ブルゥの英雄譚?

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セドナさんは、本作で主人公に匹敵するキーパーソンの一人。

大気中のマナを制御し、風を操る事を得意とする優秀なカフナです。

 

最新話で中央図書館での地位が高くなっているシーンを見る限り、これからも主人公と共にあらゆる場面で活躍してくれる事は間違いありません。

 

世界を霧で覆う原因を作った”ニガヨモギの使者”の再来か、はたまた残された土地を争う民族間(主にニューロン族とラコタ族)での争いか…..今後の物語の展開はまだ分かりません。

何らかの場面においてセドナが活躍し、英雄となるからこそ「風のカフナ」というタイトルなのかな、と僕は考えています。

 

しかし、そうなるとセドナに焦点を当てて物語を進行していないと「風のカフナ」という原著タイトルはおかしい。
今のところシオを中心に描かれていますし、これは今後も変わらないでしょう。

 

矛盾点を解決してくれるのが、『ソフィ=シュイム』という架空の著者の存在です。

ソフィ=シュイムは何者なのか

ここまで読まれると何となく想像はつくと思いますが、『ソフィ=シュイム』はシオ=フミスだと筆者は予想しています。

根拠としているのは、原著のタイトルと著者名の2点。

セドナはシオにとって”英雄”そのもの

『シャグラザット』という人物を覚えているでしょうか?

物語冒頭、シオが夢中になって読んでいた小説に出てくる主人公の名前です。

 

一章を振り返ってみましょう。

海賊であるシャグラザットが手を差し伸べ、シオは新たな世界に飛び出す――ところを夢想した所で、館長さんに見つかり小説を取り上げられて怒られてしまいます。

 

民族間で極めて仲の悪い、ニューロン族とホピ族(耳長族)の混血であるシオは、アムンの村でも忌み嫌われる存在でした。

貧民街育ちでもあり、図書館では大好きな本も借りれない。シオにとって小さな村で信頼できるのは、館長の娘とお姉さん(可愛い)と犬だけ。
寂しく小さな世界は、シオにとっては嫌いなものでしかありません。

 

ある日、中央図書館のカフナであるセドナがアムンの村に訪れます。

 

貧民でホピ族との混血である自分に大事にしていた本を貸し与え、過労で倒れてしまった姉のために無償で助ける。

絨毯で自在に空を飛び、火事になって危機に陥っていた自分を救ってくれる。

 

シオは、唐突に現れ、自分の知らない世界を見せてくれるセドナに期待します。

「この人なら、この嫌いな世界から連れ出してくれるんじゃないか」と。

 

しかし、魔術書を回収したセドナたちは村を離れてしまいます。

「いつか僕の前に、主人公は現れますか!?」

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シオは泣け叫びますが、

「主人公は誰の前にも現れたりはしない」と諭されてしまいます。

そして「主人公は君だ!」と鼓舞します。

 

圕の大魔術師

 

って感じで第一章終わり。いいシーンなので何回も見てます。

 

そんなセドナは、シオにとって物語に出てくる主人公『シャグラザット』そのものです。

『ソフィ=シュイム』がシオなら、自分の英雄である『風のカフナ』をタイトルにするのも不思議ではないでしょう。

ソフィ=シュイムという名前を考察

ここからの考察は、物語の設定とは一切関係がありません。

『ソフィ=シュイム』

この名前、なーんか違和感あったんですよねぇ。モーリス=ルブランのルパンシリーズを読んでいる時と同じ違和感が。どことなくぎこちない名前。

そう。なんとこれアナグラムになってるんですよね。

名前をアルファベットに直し、並び替えると綺麗に一致します。スペルはもちろん適当ですが。

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Shio = Fumis

Sofi = Shuim

 

これもう、確定でいいんじゃない?

最後に

考察に付き合っていただき、ありがとうございました。

あくまで考察なので、期待はほどほどに。

 

しかし、原作が架空の小説となると一つの謎が……。

 

濱田泰斗さんって誰?

 

翻訳者さんらしいのですが、こっちの方がよほど謎です笑

 

作中に登場するアラビア語っぽい文字の変換した人かな?

それともまさか真の原作者……?

 

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※2019年8月追記
残念ながら、ソフィ=シュイム本人が現れてしまったので、また考察練り直しです。詳しくは下記記事をどうぞ。

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