楽天モバイルの契約が終了したらどうする?その後の移行先を考えてみる

rakuten_mobile WEB

今月で遂に、楽天モバイルの契約期間が終了になります。

 

2年前に僕が契約したのは、楽天モバイルでも主力となっているスーパーホーダイプラン
1Mbpsの速度が使い放題&10分間の国内通話が掛け放題という、他社には無いプランです。

結論から言うと、これほどまでに僕に合ったプランは無い、と言えるほど満足でした。

ちなみに、2年前と今ではプラン内容(というか割引内容)がかなり異なっています。 長期優待サービス

plansettei

※プランは2年前のものです

当時の具体的なプラン内容はこんな感じ。
今と異なるのはキャッシュバックと契約解除料の廃止と、1年間の月額料金の変更ですね。

ダイヤモンド会員だった僕は、1年間の月額料金は1,480円。

2年契約で貰えたキャッシュバックのポイントを使用し、スマホはiPhoneSEを別途で購入していたため、7ヶ月くらいは実質無料で使えていました。

2年目に突入すると2,980円/月になり、当然旨味が無くなってしまう訳ですが、TOTALの料金で考えるとかなり良コスパ。後悔はしていません。

  • 新プランへと移行すると安くなる
  • プラン変更は自動で行われない
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楽天モバイルの契約が終了したらどうなる?

契約が終了した途端に回線が突然プツン、といった心配はありません。引き続き、楽天モバイルの回線を使用する事が出来ます。というか、させられます。

 

現状では、そのまま継続して使うのは悪手だと思ってます。

旧プランで使い続けると、月額料金は2,980円

いくら1Mbpsの速度が出ると言っても、この料金設定はコスパが良いとは言えません。

例えば、同じMVNO(格安SIMサービス)であるmineoであれば、月額2,190円で6GBの高速通信容量が使えます。動画を少し見る程度であれば十分な容量なので、圧倒的にこちらの方がいい。
同社では3GBもあり、こちらは月額1,510円。低速になれば210kbpsとポンコツになりますが、上手くデータ容量をやりくり出来る方であれば問題のない容量です。

契約期間を満了した方であれば、大体自分が1ヶ月にどのくらいの高速データ容量を消費しているかが、分かっていると思います。
「2GBも使わなかったよ」って人は、満了を機に他社に乗り換えてもいいかもしれませんね。

再び契約に縛られる事はない

大手3キャリアの極悪システム、契約縛り。

「このプランを使えばこれだけ安くなりますよ」

「こちらと契約すればスマホ料金をこれだけ値引きしますよ」

という見返りチラつかせて、契約者を”違約解除料”という縄で雁字搦めにする制度です。

 

今では多少緩和されたようですが
2年の契約期間→契約更新月→自動新規契約
という魔のループシステムは健在。

 

それが嫌でMVNOを選んだ筆者ですが、同じように楽天モバイルにも縛られて「お前も俺を縛るのか」と、当時は悶々とした思いがありましたが、楽天モバイルは更新で長期契約に突入する事はないので、その辺は安心。一度縛られるだけでおしまいです。

もちろん、その後は契約解除料金等も発生しないため、いつでも解約が可能。

「MVNOなのに縛りがある」という点は楽天モバイルユーザーの不満が多かったのか、2019年10月以降の新規契約に関しては契約解除料自体を完全に撤廃したようです。

楽天モバイルを解約しないという選択肢

賛否両論の多いスーパーホーダイプラン。
個人的には特に不満が無かったので継続して利用したいところですが、月額2,980円はちょっと…というのが正直な気持ちです。

ちなみに、僕の求める理想の携帯プランはこんな感じ。

理想のプラン

  • 1Mbpsで使い放題 or 月容量6GB以上
  • 月額2,000円以下
  • ソフトバンク回線以外

スーパーホーダイプランのような使い放題のサービスがあれば他社でも良かったんですが、楽天以外で格安かつ1Mbpsの速度が出るサービスを提供している会社は、現時点ではありません。

離島のドドドド田舎のホテルに住んでいる僕にとっては、1Mbpsという速度に何度救われたか分かりません。

Wi-Fi環境自体は整っているんですが、IOSのアップデートが来る度に使い物にならなくなりますし、近所の子供達がPUBGをするために繋ぎに来る度に回線が圧迫されます。もちろん、ソフトバンク回線が圏外のこちらのホテルには、光回線なんて現代的なシステムは導入されていません。

 

「なんとかスーパーホーダイプランを安く使いたいなぁ…」と考えていたら、2019年10月に発表された下記の新サービスにより、それも可能になるようです。

 

楽天モバイルの契約を継続する場合は必ずプラン変更を

plan

2019年10月までに楽天モバイルを契約した場合、多くの方が料金を安くしたり、ポイントを得るために長期契約を結んでいる方が多いと思います。

その契約が終了したら月額が2,980円になってしまうケースが大半ですが、新プランへと移行する事で新たに月1,500円以上の割引を受けることが可能です。

新スーパーホーダイプランのメリット&デメリット

  • 最低利用期間なし
  • 契約解除料なし
  • -¥1,500の楽天会員割
  • -¥500のダイヤモンド会員割
  • プラン変更は無料

10分掛け放題のサービスや最大1Mbpsの低速通信も、もちろん健在。

楽天会員&ダイヤモンド会員の割引サービスを利用すれば、月額980円で運用可能なため、契約が切れた後に放置するよりもかなりお得。契約が切れた後に楽天モバイルを継続して使いたい方は、更新月になったら忘れずにプラン変更を行うようにしましょう。

最低利用期間の縛り・契約解除料等も撤廃されているため、よりお得なMVNOサービスがあれば、そちらへの移行も障害なく行えます。

  • 割引適用は1年のみ

デメリットを上げるとしたら、各種割引の適用は1年以内の期間限定であるという事。
2年目以降は、従来の料金である¥2,980に戻ってしまいます。

スーパーホーダイプランについては、2年の間でコロコロと割引・契約内容が変わっているので、1年が過ぎ去った時にどうなっているかは……全く予測がつきません。

ただ、もしスーパーホーダイプランに満足していて、かつ次に契約するキャリアやMVNOが決まっていない場合は、現状維持として『新スーパーホーダイプラン』に移行するのはアリだと思います。

 

色々と検討した結果、僕が選んだ選択肢は『新スーパーホーダイプランS』移行の楽天モバイル継続利用。

1年の間は月額料金が¥980になるので、その間にお得なMVNOサービス(キャッシュバック等含む)が出てきたら、そちらへ移行しようかな、と思ってます。

契約満了時のプラン変更方法

プラン変更は、アプリの『楽天モバイルSIM』もしくは メンバーズステーションの『楽天モバイルプラン変更』から変更可能です。

【楽天モバイルSIMの場合】

『契約情報』→『利用中のプラン』→『2019年10月1日より提供開始した料金プラン』

rakuten-mobile-sim

上の方に出てくるプランは、全て旧プランによるものです。

下の方にスクロールして出てくる「2019年10月1日より提供開始した料金プラン」の中から選びます。

チェックを入れた後は、最下部にある『確認画面』をタップした後で次の画面へ進み、確認が終了したのちに『申し込む』を選択し、プラン変更予約を行います。

予約内容は、同じく『楽天モバイルSIM』もしくは『メンバーズステーション』にて確認可能です。

自動で新プランへと切り替わる事はない

新プランへと移行する前に、電話とメッセージングを利用して気になった点を楽天モバイルセンターへと確認してみました。

yuzu-tamiya

現状のプラン(スパホプランS)から、新しい料金設定となったスーパーホーダイプランSに移行可能?

rakuten

プラン変更を行って頂きますと、10月以降のスーパーホーダイプランをご利用可能でございます

yuzu-tamiya

プラン変更した場合、移行月の料金はどうなるの?

rakuten

プラン変更の適用は、申込時の次月移行になります。
・楽天会員:1,500円割引・ダイヤモンド会員:500円割引
プラン変更については、毎月25日までの申請で、翌月1日から変更が適用になります。26日以降の申請の場合、反映されるのは翌々月1日からとなります

yuzu-tamiya

このままプラン変更せずに放置していたらどうなる?

rakuten

現在ご利用いただいているスーパーホーダイプランSでそのままご利用いただく場合、料金は通常料金の2,980円(税別)となります

 

要約

  • プラン変更の料金適用は申込時の次月以降から
  • 25日以降に申し込むと翌々月の適用になる
  • 変更自体に料金は掛からない
  • 新プランへと自動で切り替わる事はない

つまり、安くスーパーホーダイプランSを継続して使いたいなら、更新月(契約満了月)の25日までにプラン変更をしよう!という事ですね。

自動で新プランへと移行しないあたりが、早くもキャリアの片鱗が垣間見えてますね……。

別のMVNOを選ぶならどこ?

スーパーホーダイプランが自分に合わなかった、という方は他社のサービスを考えてもいいかもしれません。

1Mbpsという速度に不満が募った方も多いと思います。
動画視聴も不可能ではありませんが、読み込みに時間が掛かるため早送りもサクサク行えませんし、WEBブラウジングもサイトによっては表示に時間が掛かります。

個人的に感じる楽天モバイルの一番のデメリットは、高速通信の不安定さ

混み合う時間帯などは高速通信でも1Mbpsを下回る事もありますし、この辺は未だにイライラさせられるポイントの一つです。

月に5GBくらいのデータ通信容量しか必要としない方は、楽天モバイルでなくとも十分。

 

以下、現時点で筆者が注目しているMVNOサービスのまとめです。

U-mobile

LTE(4G)の利用が使い放題のプランを有する格安SIM。

動画視聴やテザリングなどで、毎日多くの高速データ容量を必要とする方にうってつけのMVNOです。

3GB 1,580円
5GB 1,980円
LTE使い放題 2,730~2,980円
国内通話料 20円/30秒
  • LTEをどれだけ使っても通信量は同じ
  • 繋がりやすいドコモエリア
  • U-NEXTポイントが毎月600ptもらえる

目玉は何と言ってもLTE使い放題!
動画視聴などで大量にデータ容量を消費する人でも、気にする事なく閲覧が可能。

また、VODサービスであるU-NEXTを利用している人だと毎月600円相当のポイントを貰えるため、見放題プラン以外の動画を見られる点も高評価。

が、実質的な通信速度に難がありそうなので、長期契約に関してはオススメできません。

  • 使いすぎると一時的に速度制限が掛かる
  • ピークタイムは楽天モバイル同様に遅くなる
  • 後からプラン変更できない
  • 使い放題の場合最短6ヶ月の縛りあり

高速データ通信(LTE)を使い放題、と言っても、使いすぎると制限が掛かります。
通信制限に関する具体的な情報は公式も明かしていませんが、直近3日の使用データ容量が1GB~3GBを超えてしまうと怪しいようです。

また、どの格安SIMにも言える事ですが、通信が混み合うピークタイムには速度が急落します。
楽天モバイルの場合は、速度の急落のほとんどは12時・18時からの1時間ですが、U-mobileの場合は明示されていないため、急に遅くなったり速くなったりと安定しません。

上記のデメリットを加味すると、U-NEXTを利用していない方はあまりお得なサービスとは言えないかもしれません。

mineo

サポートやサービスなどで顧客満足度No1のmineo。

通信速度自体はソコソコですが、価格だけで考えるとコスパ良し。

3GB 1,510円~1,950円
6GB 2,190円~2,630円
10GB 3,130円~3,570円
mineoでんわ 850円/月(10分/回)
国内通話料 20円/30秒(専用アプリで10円/30秒)
  • 3キャリアの回線から選べる
  • パケットシェアやギフト、フリータンクなどのサービスの充実
  • 契約解除料なし

mineoの強みは、3キャリアの通信回線から選べること。

また、パケットシェアやギフト、フリータンクなどのデータ容量に困った時のサービスが充実している点も他社には無いサービスです。

  • 速度はそこまで速くない
  • Softbank・docomo回線は少し高い

mineoの最大のデメリットであった『1年以内のMNP転出契約解除料(¥9,500)』
実質的な縛りでは無いかと不評でしたが、2019年10月からは撤廃され、一律¥3,000となりました。

サービスに関しては定評がありますが、残念ながら通信速度自体はあまり期待できません。

”速さ”をそこまで追求しない人、動画などで高速データ容量を多く消費しそうな時にWi-Fiなどを利用出来る環境であれば、検討してもいいMVNOだと思います。

UQmobile

格安SIMで国内NO.1の通信速度を誇るMVNO

楽天モバイルを使用していて、高速データ容量に困らなかった人にオススメです。

3GB 1,980円
9GB 2,980円
かけ放題 700円/月(10分/回)
通話パック 500円/月(60分/月)
国内通話料 20円/30秒
  • 比較的安定した高速通信
  • ピーク時の通信に強い
  • 最低利用期間・契約解除料なし(おしゃべり・ぴったりプラン以外)

なんだかんだで遅いMVNOの通信回線。
一度格安SIMを利用しているユーザーであれば、UQモバイルを利用すれば考えが変わるほど速いです。

ピーク時に関しては多少遅くはなりますが、低くても3~5Mbpsに留まる程度の速度低下なため、動画視聴等もほとんど差し支えありません。楽天モバイルで12時から18時のイライラタイムに悩まされた方は特にオススメ。

キャンペーン等を利用しなければ、最低利用期間や契約解除料等も一切なく、料金プランが明確な点もいい感じ。

  • au回線のみ
  • おしゃべり・ぴったりプランは縛りありで、14ヶ月以降は+¥1,000

上記で表示している金額は、スマホ・おしゃべり・ぴったりプラン共に共通。

おしゃべりプラン・ぴったりプランでは、月額1,980円の内訳に5分以内のかけ放題か、60分/月の定量通話オプションが含まれますが、この二つのプランは2年間の自動更新アリです。

また、同プランは14ヶ月目以降は¥1,980→¥2,980となってしまう点も注意。

通信速度は速いですが、多くのデータ容量を必要とする方は不向き。外出の際に大量のデータ通信を行う場合は、楽天モバイルで良さそう。

下記でキャッシュバックキャンペーンも行なっているので、詳細が気になる方はどうぞ。

MVNOの選択はキャンペーン次第

どの格安SIMも一長一短で、結局はMVNOの選択は期間限定のキャンペーン次第になりそうです。

上記以外であれば、YmobileなんかもUQモバイルと劣らない通信速度なので検討しておきたいところですが、ソフトバンク回線は通信速度制限時に他社と比較にならないほど遅くなってしまうので、個人的にNG。
キャンペーンやプラン自体は魅力的なんですけどね……。

 

執筆時点で紹介したいほどのキャンペーンは見当たりませんでしたが、上記で紹介した各社はいずれも定期的に開催しているので、乗り換えるのであれば定期的にチェックを行いましょう。

新規契約で端末の2万円以上の割引か、1~2万円のキャッシュバックが付いていたらソコソコ当たりの部類。
MVNO業者は溢れているので、探せば似たようなキャンペーンがきっと見つかります!(名前も聞いた事が無いような会社は事前調査が必須ですが)

 

次乗り換えるとしたらU-mobileかな〜と、ぼんやり考えているんですが、速度や制限に関しての悪評が多くてイマイチ踏み出せないんですよね……。

6ヶ月も人柱になるのはちょっと嫌ですし、何より新プランで楽天モバイルを再度980円で使えるようになったので、しばらくは様子見の予定です。

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この記事を書いた人
ゆず

沖縄離島在住の30代。東京のマンモス大学を卒業後、リゾートバイトで各地を転々とし、南の島に落ち着く。
主にQOLを高める情報を発信中。好きな麻雀の役は「一発」。

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