リゾートバイトで沖縄に来て、もうすぐ9ヶ月くらいになりました。
最初の契約は3ヶ月だったんですが、あまりにも快適すぎて6ヶ月延長。
寒くない&花粉が飛んでない、という環境が僕には合っていたみたいです。
が、なんとなく飽きてきたので次の求人を探してます。次のリゾバが決まれば6件目です。
4年くらい地方をリゾバで転々としているので、それなりに”当たり”の案件を探す事が上手くなりました。
どうせなら記事にしよう、って事で楽な求人を選ぶコツをご紹介。
ホテルの求人で”楽”したいなら見るべき4つの項目
総客室数を調べる
フロント、客室清掃等のバイトで楽したいなら、そのホテルにどれだけ客室があるかが一番重要です。
客室数が多ければ多いほど宿泊客は増え、フロントや客室清掃の仕事も比例して多くなります。
前に総客室数が300を超える大型ホテルで客室清掃として派遣に行きましたが、同時期に入った5人中3人は2週間後にはやめてました。キツすぎるからです。ちなみに、3人の内の1人は僕です。給料はソコソコ良かったんですが、天井まで届く勢いの荷台に積み重なったタオルを見て、あかん、このままじゃウチ死ぬぅ、と考えリタイアしました。
どれだけ立地が良いホテルでも、宿泊客が少なければどうという事はありません。
地獄のような客室清掃をやめて、次に働いた派遣先は客室数が50以下とかなり少なく、前の派遣先とは比べ物にならないほど楽でした。
当時僕が働いた職種はフロントだったため、客室清掃に携わる事はほとんどありませんでしたが、客室清掃のスタッフが僕がやめる半年の間変わらない顔ぶれだった事を考えると、割のいい仕事だったようです。
客室数が少なくてバイト側が困ることと言えば、同じ派遣スタッフの数がかなり減るという事くらいです。派遣スタッフに限らず、社員やバイトも含めて全体的に人数は減るので、賑やかな職場を求める人には向いていません。少人数で働くため、その分仲良くなることもありますが。
総客室数は、事前に分かる時と分からない時があります。
派遣会社によっては、上記のように案件を送られるタイミングである程度のホテルの客室数は把握可能です。
ホテルさえ分かれば、ホテル名をググれば大体の客室数は計算できます。
が、リゾートバイト.comや、リゾバ.comなどのWEBサイトに載っている案件は、ほとんどの場合ホテル名は伏せられていて、地域と職種、待遇情報くらいしか掲載していません。
ホテル名を聞くには派遣会社側へ連絡を取り、案件の詳細をもらう必要があるので注意しましょう。
自分にあった職種を選ぶ
これもかなり重要。
適材適所、という素晴らしい四文字熟語がありますが、自分が”楽”だと感じる職種を選びましょう。
接客がめちゃくちゃ苦手、という方は裏方業務(客室清掃、キッチン等)で働くしかありませんし、客室清掃のような動き回る仕事をする体力が無い方は予約業務やフロントをオススメします。
体力が無く、接客が苦手な筆者が個人的にオススメする職種は、予約業務とナイトフロントです。座りながら働く事ができ、直接宿泊客と対面する機会も少なめです。
予約業務は基本的には事務作業が中心で、顧客から掛かってきた電話の応対やPCへの打ち込みが主な仕事になります。
僕はどちらかというとコミュ障なので、入社当時は電話の応対が苦手だったのですが、2週間もするとすぐに慣れます。答える事はほとんど同じだからです。
大抵くだらない質問が中心です。難しい事はほとんど聞かれません。
リストアップしてみるとこんな感じ。
- 新規予約
- 予約の確認(変更・キャンセル等)
- ホテルまでの交通手段
- 周辺の観光スポット
聞かれるのは大体この辺りの事です。
が、注意しなければいけないのは、テレビCMや新聞などで広告を出しているホテルです。
広告を出しているホテルの予約業務は、かなーーり辛いです……。
広告を出した翌日に、鬼のように予約やプランに関する詳細を聞く電話が掛かってきます。働いている途中にテレビCMをリアルタイムで流された日なんかは、7人体制で働いても電話を取りきれないくらいです。
途中でストレスが溜まって取ったフリをする、”エア電話”をすることになります。あ、この手を使う時は受話器を上げっぱなしだと電話機から警告音が出るので注意しましょう(一敗)。
100室くらいのホテルの予約業務ならかなり楽です。
電話も少ないですし、場所によってはフロントが最初に電話を取るくらいです。
稼ぎたい!けど客とあんまり関わりたく無い!って人には、強くナイトフロントをオススメします。
夜勤に抵抗が無い人はぜひ。めっちゃ楽で深夜割増もつく、僕のイチオシの職種です。
暇な季節を狙う
リゾートバイトは、季節を問わず年中スタッフを募集していますが、大抵のホテルは夏と冬に大量に新規スタッフを派遣会社を通して採用します。
理由はもちろん、繁忙期だからです。
総客室数が少ないと仕事が楽になる、と前述しましたが、繁忙期か閑散期かは、仕事をなるべくサボりたいグータラバイトマンにはかなり重要な要素になってきます。
なんとなく予想はつくと思いますが、7月〜9月初旬くらいの夏休みと、年末年始やGWなどの大型連休はどこも忙しくなります。
年末年始やGWなどは長期休暇期間に比べたら短い日数なので耐えれますが、夏休みは異常に宿泊者数が増え、9月初旬まで途切れる事はほとんどありません。
ホテル経営者にとっては嬉しい悲鳴である事には間違い無いんですが、どれだけ忙しく働いても給料が変わらない単なるバイト君にとってはこれ以上迷惑なモノはないです。
スキー場などに隣接するホテルも同じです。
ゲレンデも無いし、夏の宿泊なんて大していないでしょ!なんて考えていたら大間違いです。暇を持て余した夏の観光客はどこにでも来ます。
長期休暇中しか働けない大学生などは仕方ありませんが、フリーターなどをされていて、新しくリゾートバイトでホテル業の職を探そうとしている方は、冬休みの終わる1月の後半や、GWが終わった後などの閑散期を狙うのがベスト。ゆっくりと仕事を覚えられます。
勤務時間を確かめる
派遣を紹介される際に、案件を見て勤務シフトを確認しましょう。
重要なのは、通し勤務 or 中抜け勤務かです。
レストランなどは中抜け勤務は仕方ないかもしれません。食事時間は朝・昼・夕方からと分かれていますからね。
が、その他の業務で中抜け勤務の場合は避けたほうが無難です。
実際働いてみると分かりますが、中抜け勤務はかなりキツいです。1日に2度働いた気分になります。
また、休憩時間の長さもよく見ておきましょう。
9時間拘束&1時間休憩の8時間労働。これが基本です。
稀に2時間休憩の案件が転がってるので注意しましょう。夜勤なんかが特に多いです。
「休憩が多ければ楽じゃん」と感じるかもしれませんが、職場にいる事には変わりありません。
実労働時間は変わらず、拘束時間だけが伸びる事になります。
最後に
筆者がホテル業務をする際は、ほとんどリゾバ派遣会社を通すためリゾートバイトの経験が中心になりましたが、都内のビジネスホテルや郊外にある少しリッチなホテルでも基本的には変わりありません。
僕は「楽な仕事をして、生活できるほどの金が稼げればいい」というスタンスなので、今のホテルは夜勤で週3勤務。
リゾートバイトは結構ガッツリ働かなければならない、というイメージを持つかもしれませんが、ホテルによって様々です。
週3勤務で住み込みのホテル(家賃・水光熱費等無料)はさすがにかなり珍しい方ですが……。
どうせなら稼ぎたい!って方はグッドマンサービスが運営するリゾートバイト.comをオススメします。
が、僕みたいに勤務日数自体も減らしてさらに楽したい!って方は、抱えている案件数が圧倒的に多いヒューマニック(リゾバ.com)を通すか、直接ホテルに電話を掛けて求人が無いか確かめるくらいしか方法がありません。
ま、派遣会社によって取り扱う案件はかなり変わるので、とりあえず登録だけでも済ませておく事をオススメします。
派遣でお探しなら、上記記事をご参照ください。
おしまい。
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