コスパ良しで評判のSOUNDPEATSからAir5が発売されたぞっ!
ただ音質を求めるならカナル型(イヤーピースで耳を密閉させるタイプ)一択だが、軽く運動する時や暑い夏などに大活躍するのが、SOUNDPEATS Air5のようなインナーイヤー型のワイヤレスイヤホン。
「カナル型の密閉感が苦手」、「外部の音もある程度欲しい」という人向けのイヤホンになるわけだが、そんな方には間違いなく第一候補になるのがSOUNDPEATS。
かのAppleでさえAirpodで避けた、インナーイヤー型&ノイズキャンセリングという変態(褒めてます)的な試みを果敢に行うメーカーで、前作のAir4は個人的に愛用しているイヤホンの一つ。
筋トレやPCゲームなど、様々なシチュエーションでお世話になってます。
- SoundPeats Air5
- iPhoneSE(3rd)
- M1 MacBookair
- Win11 Ryzen 5 5625U
SOUNDPEATS Air5概要
- ノイキャン対応(ANC & CVC)
- Aptx lossless対応
- マルチポイント機能搭載
- Bluetooth5.4、低遅延ゲームモード
- 最大30時間の再生時間(前作Air4は26時間)
- ハイレゾ認証済み
前作でも搭載していたノイキャン、マルチポイント機能はもちろん搭載。
Bluetoothが5.3から5.4にアップデートされ、遅延を解消するゲームモードも若干アップグレードされた、とのこと。
そして、Air4には記載されていなかったハイレゾ認証なるお墨付きをもらったらしい。
要は「音質が良いよ」という事なのだろうが、前記事でも話した通り、Air5はインナーイヤー型のイヤホン。耳を密閉できるカナル型に比べると圧倒的に体感の音質に関しては不利なため、カラアゲ金賞受賞とか、ビール金賞とかと同等に考えていればいいだろう。
Aptx lossless、SnapDragon Soundなど、色々と音質に関しては強そうだが、残念な事に筆者のメイン使用はiPhoneになるので、これらの機能はフルに活用できそうにない。
Android端末であれば国内海外問わず多くのメーカーが採用しているため、Androidユーザーは対応しているか否かで選んでみてもいいかもしれない。
もっとも、先に言ってしまうとiPhone&Macといった、こちらのイヤホンに限りなく向いてなさそうなAppleユーザーの筆者でもかなり満足いく音質になっている。
もしインナーイヤー型イヤホンで、ある程度の音質を求めているなら、Air5を購入して後悔することはないだろう。
SUONDPEAT Air5開封の儀
- イヤホン本体
- Type-C充電ケーブル
- 説明書(日本語対応)
- 謎シール
箱の中身はこんな感じ。
なんか謎のパンダのシールが・・・
充電時はケーブルのみ付属のため、PCやSwitchなどに繋ぐか、コンセントから充電する場合は別途ACアダプタが必要になる。
といっても、現代人であればUSB-Cケーブルはスマホなどの充電に使うと思うので、困ることはないだろう。
イヤホン本体と箱。
箱は白だと光沢があるタイプで、若干高級感に欠ける。
個人的にはマットなデザインの方が良かったかな…
イヤホンはシンプルでヨシ。
箱に収めたらこんな感じ。
前作のAir4と比べると開閉部分が増えており、横から滑りだせるように取り出せるため、かなり使い勝手が良くなった。
イヤホンをしまう時も磁石で吸い付けられるようにスポッとハマってくれるため、ストレスフリー。
逆さまにして塩胡椒をかける感覚でイヤホンケースを振っても、落ちることはない。
左下がAnkerのSoundcore Liberty、右下が前作のAir4。
なんとなく横にスリムになった感があるが、そこまで大きさに差はない。
接続はケースの下側面にある丸いボタンを長押しし、デバイスで同期させるだけ。
SOUNDPEATSの専用アプリ『PeatsAudio』をダウンロードして使えば、タッチ操作やイコライザ等の細かい設定ができる。
前作に比べるとトリプルタップが増えてる!
音質、ノイキャンについて
んでは、早速装着しまして使用感を・・・
前作のAir4に比べると横幅がやや小さめになっているが、着けた感じはほとんど変わらない。
よく「インナーイヤー型は外れやすい」と聞くが、筆者の耳の形が良いのかイヤホンの形状が良いのかは定かではないが、恋のメガラバを聴きながら全力でヘドバンしてもズレる事すらない。
しっかりとフィットしているように感じる。
音質はどう?
肝心の音質。
ANCをONにし、イコライザ等は特に弄らずノーマルでKeith Jarrettを聴いてみる。
ゆったりとしたイントロ。
賛否両論あるKeith Jarrettの唸り声とともに、徐々に盛り上がってくる旋律。
最後まで聴いてわかったこのイヤホンの音質の性能は・・・
やっぱり普通でした。
Air4の紹介記事でも書いた通り、どれだけ音質を良かろうと密閉感のあるカナル型のイヤホンやヘッドホンには敵わない。
よりANCや音質に拘りたい場合は、素直にそちらを選びましょう。
ただ、勘違いしてはいけないのは比較対象がカナル型だから、というだけであって、インナーイヤー型の他製品と比べるとかなり優秀。
あくまで筆者の感想だが、3倍くらい値が張るインナーイヤー型のAirp○dsと音質自体は大差ない。
こちらの商品価格は8,000~9,000円くらいなので、コスパを考えるとAir5を推したい。
進化したらしいANCの使い心地
先行レビューしているユーザーには好評らしいANC。
こちらもインナーイヤー型という事もあり、残念ながらそこまでは期待できない。
ノイキャンは全くダメなのか、と言われるとそうでもなく、ON&OFFを繰り返してみるとハッキリと違いが分かるくらいに性能がある。
半年ほど前からカタカタ騒ぐようになったエアコンの音が控えめになり、冷蔵庫のブゥーンという煩わしい音は聞こえないレベルまで下がる。
しかし、完全に消えるほどの強力なノイキャンではないため、外での使用感はカナル型ノイキャンイヤホンに大きく劣るのは間違いない。
そのため、電車などの通勤時やパチンコ屋での耳栓代わりの使用はまっっったくおすすめできない。
インナーイヤー型のANCはあくまで”外部の音を少し和らげて、サウンドの没入感が少し上がる”くらいのものと考えておこう。
その他の使用感
Bluetooth5.4に変更された影響か、iPhoneとの接続がAir4と比べて若干繋ぎやすくなっているように感じた。
また、より低遅延になるというゲームモードの使用だが、こちらはAir4より改善され、70ms~80msくらいになったらしい。
Air4も1年くらいValorantや原神などのPCゲームで使用しているが・・・いかんせん当方の環境が離島(Ping平均43)な上に、悲しい事に加齢で反射神経が落ちている事もあって全く違いがわからない。
が、WinPCでもiPhone同様接続の安定性が増しているため、それだけでも個人的には嬉しい。
まとめ
インナーイヤー型のイヤホンを探している人には文句無しにオススメ。
逆に、音質に拘りたい方や、ノイキャン性能を重視したい人はインナーイヤー型ではなくカナル型やヘッドホンから選んだ方が良い。
筆者はあまり音にこだわりがある方では無いが、3,000~5,000円くらいの格安インナーイヤー型と比べるとハッキリと違いを感じるくらいには、SOUNDPEATSのイヤホンは出来が良い。
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