【リゾバ】フロント&予約業務に英語スキルなんていらない!ホテル業5年勤務の体験談

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おはこんばんは。

リゾバの派遣としてホテル業に携わって早5年。

予約業務や客室清掃などの裏方業務から、フロントやレストランなどの接客業などを各地で経験して、今は沖縄の小さなホテルでナイトフロントとして働いています。

リゾートバイトでは募集も多いフロント業務や予約業務。客室清掃などと比べると全体的に時給が高く、中抜け勤務が殆どない事が魅力的な業務です。

ですが、”接客”という分野に自信がなく、避けてしまう人も多いようです。

その中でも一番の理由として挙げるのが、『英語スキル』の有無。

東京五輪が決まった影響でインバウンドが増えて行く昨今、「ホテルで3年くらいフロントをやってるよ」と他人に話すと、「じゃあ英語喋れるんだ!」と、羨望の眼差しを受ける事が多いです。

神奈川の某大型ホテルで予約業務・フロント業務を2年、別のホテルではナイトフロントを3年経験し、海外旅行に4回行き、全商英語検定1級保持者であり、音楽はほとんど洋楽しか聴かない僕は、もちろん、英語なんて全く話せません

今回は、フロントや予約業務で働いてみたいけど、英語が話せなくて不安!って方向けに記事書いてきます。

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英語が”必須”となる案件はほとんどない

ホテル予約

予約業務とフロント業務をしていると、1ヶ月に少なくても2、3回は外国人のお客さんに当たります。

前述した通り、僕は全く英語が話せません。

僕の同年代にプロゴルファーの石川遼くんがいるのですが、彼の英会話力を仮に10だとすると、僕は0.8くらいだと思います。筆記はググりながらであれば自信がありますが、リスニングと発声は壊滅的です。

『リトル・チャロ』というアニメをご存知でしょうか?

癒されながら英語を学べる素晴らしいアニメなんですが、回を増して英語が上達していく子犬のチャロを見て、自己嫌悪に陥るんですよね。犬でも話せるのに…と。それくらいに英語が苦手です。

派遣が決まる前は「英語はほとんど(全く)話せません」と事前に派遣会社に話してあります。

それでも、それを理由に断られた事はありません。なぜなら、話せない人はいっぱいいるからです。

箱根の大型ホテルで働いていた時での体験談

箱根の大型ホテルで初めて予約業務に携わった時、一番の不安要素はやはり英語でした。

別記事でも書きましたが、英語を話せる派遣社員はかなり重宝されます。特に、外国人宿泊数が多いホテルでは新しく買い換えたスマホと同じくらい丁重に扱われます。職場によってはそれだけ正社員も話せない人が多いんですよね……。

僕が働いた派遣先はホテルが2,3の複合型であった事もあり、合計の客室数は400超え。予約や対応の電話などがひっきりなし。

海外からの観光客の電話も例外ではありません。普通に仕事をしていると、1日1回は「Hello?」と掛かってきます。

とりあえずは「What’s you’re name?」と聞いた後に、アーハン?あーハン?と伝わっている風に適当に要件を聞くのですが、もちろん何を言っているのかわかりません。

そんな僕の場合、英語対応は基本的に話せる人に丸投げしてました。

英語を話せる人に迷惑が掛かる、なんて事は百も承知ですが、そうであれば他の仕事でカバーすれば良い話なんですよね。

予約業務であれば、英語が話せる人より多くの電話を取ってその人の負担を減らしてあげれば良いし、フロント業務であれば、外国人以外の宿泊客の対応を多く引き受ければいい。それだけのことです。

そうすれば、対応を代わってくれ、と頼んだ時も嫌な顔はされないはずです。多分。

が、シフトによっては英語が話せる人がいない、という絶望的な状況で電話に出るハメになります。その時は気合いで乗り切るか、メールで連絡してくれるように話しましょう。

ちなみに、その職場では英語がまともに話せる社員は二人だけでした。内一人は派遣社員です。

そういう職場に就いた時は、話せない方にどうすればいいか聞くのが一番です。

僕の尊敬していた先輩からは「Just a moment, please(少々お待ちください)」さえ覚えてれば大丈夫だ、と教わりました。電話を保留する間にググれば、メール対応へと変えるための英語くらい調べられるし、途中で電話が切れたらラッキーだ、と言っていました。

英語は話せて”当たり前”ではない

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ゴールデンエッグス
見るだけで英語の勉強ができるやつ。企画/制作/著作:PLUS heads inc.

英語の重要性が上がっているのは確かです。が、話せて当たり前なんて事はありません。だって、日本人ですし。

ノープランで海外旅行に行った事がある人なら分かると思いますが、当然ながら現地で日本語なんてほぼ通じません。それと同じように、英語圏ではない田舎の海外のホテルでは英語も通じません。

が、別に無くてもジェスチャーで何とかなりますし、スマホや本などで翻訳しながら会話する事も可能です。

ただ、話せると職場で重宝される事は確かです。

一番ダメなパターンは、英語が話せないからと言って最初から話せる人に全てを丸投げしてしまう事。

ホテルの詳しい説明などは英語で話せなくても、相手の名前を聞く事や、簡単に要件を聞く事くらいなら中学英語でも何とかなります。それくらいの努力はすべきです。

採用で「英語は話せますか?」と聞かれる事も…

フロントや予約業務が未経験の場合、採用の段階で英語スキルについてよく聞かれる事があります。

嘘をつくと派遣された後で恥ずかしい目にあうので、素直に「ほとんど話せない」と答えましょう。

そう答える事で不採用となる事はほとんどありませんのでご安心を。良い例が僕です。

「話せるように頑張りたい」とでも言っておけば、やる気だけは買ってくれます。

案件に『英語必須』とデカデカと書いてある場合は避けた方が無難ですが……。

リゾバ派遣サイトは何社もあるので、特に英語を重視しない案件ならゴロゴロ転がってます。

個人的には時給・待遇の優れたグッドマンサービスがオススメ。



 下記記事で『リゾバ.com』や、『はたらく.com』などを運営する各社リゾバ派遣サイトの特徴等をまとめてます。参考までにどうぞ。

この記事を書いた人
ゆず

沖縄離島在住の30代。東京のマンモス大学を卒業後、リゾートバイトで各地を転々とし、南の島に落ち着く。
主にQOLを高める情報を発信中。好きな麻雀の役は「一発」。

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