iPhoneSEの壊れたフロントパネルを自分で直してみた

iphonese-repair ガジェット

少し前、とうとう2年間使用しているiPhoneSEのバッテリーがイかれてしまい、電源ONもままならない状態になりました。

「iPhoneSE2が出るまではSEで頑張る!」と決めていたので、前々からバッテリー交換を行う気ではいましたが、サポートも当然切れている上に、ドドド田舎の離島に住む筆者はアップルストアなんて無縁。そして何より高い!

そんな理由から、iPhoneSEのバッテリーを自分で修理し、交換してみる事に。自分で修理すると大体の費用は2,000円くらい。互換バッテリーなので、純正ほど寿命があるとは思えませんが、来年の春に出ると予測されるiPhoneSE2の発売日までは持ってくれるはずです。

Amazonで互換バッテリーを購入し、悪戦苦闘しながら40分もの死闘の末、とうとうiPhoneのバッテリーが復活しました!

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そして同時に、フロントパネルが壊れました。

……どうやら、かなり前に落としてしまった際に発生し、放置していた左上の亀裂を、フロントパネルを分離させる際に悪化させてしまい、トドメを刺してしまったようです。

せっかく直ったバッテリー。このままでは終われん、という事で、懲りずに代替のフロントパネルを購入し、自分で修理してみました。

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iPhoneSEのフロントパネルを修理してみた

バッテリー交換の悲劇から1週間後、フロントパネルが届きました。

 

お値段はアマゾン価格で2,100円。

Appleの持ち込み修理が13,800円である事を考えると、約10,000強の節約になります。もちろん、成功すればの話ですが……。

iphonese-panel

中身はこんな感じ。

ボタン、カメラ付きの取り替えやすいフロントパネルも売ってますが、今回はケチってパネルのみ購入。

付属品

  • フロントパネル
  • 取扱説明書
  • ヘラ
  • プラスドライバー
  • 星型ドライバー
  • 吸盤&ピック
  • マグネティックシート
     ※外したネジを分かりやすく置くためのモノ
  • SIMカード抜くときのヤツ(いらない)
  • メガネ拭くやつ

修理に必要な最低限のモノは付いてますが、使用用途が分からないモノもちらほら。

ドライバーの型などを含む修理キット自体はバッテリー交換をした際の付属品と変わらないため、もし今後再度フロントパネルが必要な事があれば、修理キットはいらなさそうです。

修理自体は、下記の動画を見て進めて行くと上手くいきます。

 

結論から言うと、無事にiPhoneSEは復帰しました!

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が、正直言って二度とやりたくないです。

そして、不器用な人にもオススメしません。

フロントパネルを開け、ネジを外し、カバーを取り、ボタン・カメラを取って…という作業が続くわけですが、どこまで外していいものか、本来どのように取り付けられていたのか、という些細な疑問が終始襲います。

バッテリー交換より遥かに難しく、レベルが高い作業です。

フロントパネル交換で苦戦したところ

以下、フロントパネルを交換する上で苦労したポイントです。

もしこれからフロントパネルを修理するのであれば、参考にしてください。

  • 中々剥がれないフロントカメラ・ボタン部分
  • フロントカメラ部分の取り付け
  • フロントパネルの3つのケーブルがハマらない

部品が中々剥がれない

iPhoneの部品は、場所によってはネジだけでなく粘着テープのようなモノで貼り付けられています。

フロントカメラ、ボタン部分はカバーを外すと取りにくい仕様になっているため、無理にヘラで剥がそうとすると取れてはいけない部分まで外しかねません。

iphonese-repair2

一旦ヘラで軽くつついてみて、駄目そうならドライヤーで温めてから剥がすようにしましょう。

温風は何となく部品によろしくない感じがしますが、無理矢理剥がそうとして接続部を壊すよりかはマシです。

取り付けが上手くいかない

取り外しまではスムーズに進んでいたんですが、僕の場合は取り付けにかなり苦労しました。

特に、フロントカメラ部分とタッチ・ディスプレイ・フロントカメラの3種ケーブルが難所。これからiPhoneのパネルを修理したいと考える方は、部品を取り外す際にどう繋がっているのかよ〜く見ておきましょう。

フロントカメラの部品はかなり複雑。カメラ横の小さな端子部分は苦戦必須です。動画では楽に取り付けているように見えますが、実際にやってみると苦労します。

全て正しく嵌めこまないと、上からカバーが出来ない仕様になっているので、気合いで嵌め込みましょう。

 

個人的に一番苦労したのが、3種ケーブルです。

ボタンやフロントカメラの部品は元々ついていたモノですが、こちらの三種ケーブルは、新しく取り付けるパネルから伸びています。

純正品のパネルであれば、カチッという感じに綺麗にハマってくれるのですが、一部互換パネルでは、かなり強めに押さえつけないとくっつきません

そこそこ力を入れても接続されている気配が無かったため、結局力押しで無理矢理嵌めましたが「なんかくっついてる」という感覚があるだけで、接続されている感じは最後までしませんでした。

僕が購入したパネルの仕様なのかどうか分かりませんが、互換パネルの購入にはこのような不具合が起こりうる事を覚悟した方がいいかと。

互換パネルの動作状況について

新しく取り替えた互換パネルの状況についてですが、今のところ特に異常はありません。

勝手にタッチが反応するゴーストタッチも、接続不良の際に生じる縦線・横線もナシ。

不満点を挙げるとしたら、3つのケーブルの接続が難しかったところでしょうか。本来であればなんて事のない取り付けに、20分以上は掛かってしまいました。

iPhoneSEフロントパネル
BeeFix 修理キット付き
 

レビューには「タッチパネルの反応が悪い」「彩度がイマイチ」と言った低評価が散見しているので、当たり外れがあると考えた方が妥当でしょう。

フロントパネルに限らず、こういった互換品を選ぶ際には、必ず返品保証のある物を購入しましょう。

初期不良の多い互換品を購入する際には、返品保証は絶対条件です。BeeFixさんをゴリ押しするつもりはありませんが、最低でもこちらの商品の様に一年間の保証は欲しいものです。

 

互換品自体は満足していますが、修理自体はかなり疲弊しました……。

もし可愛い彼女が「iPhone修理して♡」と上目遣いで頼んで来たとしても、絶対やりたくありません。彼女、いませんけど。

減りが速くなったiPhoneSEを自分でバッテリー交換して壊してみた
iPhoneSEのバッテリー交換を自分で行い、ディスプレイをクラッシュさせた話。自分でiPhoneSEのバッテリーを交換してみたいと思っている人は、要閲覧!

前記事のバッテリー交換でも触れましたが、修理を行う際は自己責任で。

決して簡単な作業では無いので、チャレンジするつもりで挑みましょう。

この記事を書いた人
ゆず

沖縄離島在住の30代。東京のマンモス大学を卒業後、リゾートバイトで各地を転々とし、南の島に落ち着く。
主にQOLを高める情報を発信中。好きな麻雀の役は「一発」。

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