レンジャーはとにかくカードを引く事に特化したデッキ構成が最重要。
行動カードはどれも追加ドロー系が多いため、20枚ほどのカード回しは容易に行えますが、一つ一つの攻撃力が弱いため、如何に相手に効率よくダメージを与えるかを考えなければなりません。
しかし、基本的に魔女に並ぶ紙装甲なため、敵のターンをしのぐ防御力も必要となる、中々不遇なジョブです。
弱めなジョブに感じますが、ひたすら回避&打ち消しに専念すれば謎の人物はおろか、オオカミ王や悪夢難易度の森霊の猛撃さえ凌ぐ最強のデッキ構成が構築可能です。
当たらなければどうという事はない戦法
紙装甲かつ低火力なレンジャーの基本的な攻略法は、とにかく避けて打ち消して小さなダメージを蓄積させていく事。
レンジャーの行動カードは追加ドロー系の物が多く、1ターンで20枚以上のカードをプレイすることも珍しくありません。
ラスボス戦も1ターン撃破は難しいため、数ターンの間は敵の攻撃を捌き切る事が重要になってきます。
- 除外の必要性がほとんど無い
- 雑魚戦で負けにくい
今回紹介する攻略法はタイトル通りで、追加ドローしつつ火力を高め、あらゆる攻撃を回避するシンプルな方法です。
- 『集結の角笛』&『手札+1』の祝福が鍵
- 最重要カードは『つまづき』『沈黙』『避ける』『模倣』
- 装備カードで火力を高める
- クリア枚数にこだわる必要なし
- 攻撃カードを多く取得する
- 行動カードはノーコストのモノを取得
- 毒系カードは全て無視
レンジャーの行動カードは、単品ではどれも攻撃力が低いため、装備カードや祝福などで補う必要があります。
第3章までに『幻影の護符』が来なければキツイ戦いになりますが、多数の装備カードと回避カード、『天才のひらめき』などのランダム取得カードが充実していれば、オオカミ王の撃破は可能です。
祝福・パンドラについて
第1章で必須の祝福は、『集結の角笛』
以降の記述は、こちらの祝福を取ることを前提に話を進めさせていただきます。
- 行動カードをプレイする度に、デッキから攻撃カードを1枚プレイ
- 裏で使用された攻撃カードはそのターン内で引く事は無いため、攻撃カードをほとんど除外する必要がなくなる。
行動カードをプレイすると、デッキ内にある『通常攻撃』や『流血の矢』などの攻撃カードを同時にプレイしてくれる強力なカードです。
『援護』や『電光石火』などの追加ドロー系のカードも使用してくれるため、多くの行動カードをプレイできるレンジャーには正にうってつけの祝福。
第2章以降の祝福は、『用意周到』『野生の勘』『武器の達人』などがオススメ。
『幻影の護符』などが複数枚ある場合、『武器の達人』で戦闘開始時にコピーできるため、回避率を底上げし、さらに生存率を高められます。
『用意周到』はターン後に持っている手札を強制的に捨ててしまうというデメリットはありますが、『骨の杖』や『最善のルート』等、捨てる事によって効果を発動できるカードと相性が良いため、大したデメリットにはなりません。
パンドラのオススメは、手札の上限を+1してくれる『隠伏』が最も強力。
次点で同様のプラス効果を持つ『ピエロの書』や『吸血鬼の法典』などの祝福が役立ちます。
それ以外はどれも似たり寄ったりの性能なので、お好みで。
『重い宝箱』だけは、詰んでしまう可能性が高まるため、絶対取らないように。
複数ターンを回すレンジャーにはかなり相性が悪い祝福です。
主要キーカード
第一章で『集結の角笛』を入手した場合、主要なダメージは全て祝福と装備カードで補い、行動カードは回避&打ち消しに専念します。
- 沈黙、避ける、素早い
- 残像、加速、俊敏等のアクション付加ドローカード
- つまづき
- 傭兵部隊、天才のひらめき
- 殺意のダガー、スリングショット以外の装備カード
- 感染以外の攻撃カード
攻撃カードは『感染』以外であれば全て取得して構いません。
序盤であれば『流血』や『巾着切り』はかなり役立つので、店に並んでいたら要取得。
『援護』や『電光石火』、『非常食』も欲しいところですが、店に並ぶのが後半で、値段も高めなので優先順位は下げても良さそうです。
『沈黙』『回避』等のカードが不足している場合、装備カードは『幻影の護符』が最優先。次点で『機敏のブーツ』や『活力のタリスマン』が強力です。
それ以外の装備カードも強力な物が多いため、装備スロットが足りなくても購入しておきます。
『殺意のダガー』と『スリングショット』は邪魔になるので、宝箱から出てもスルーで構いません。
序盤は火力不足になりがちなので、『長弓』や『矢筒』を店で見かけたら最初に取っておくと、ボス戦が楽になります。
第二章からは『鋸刃の矢』『悪霊のナイフ』『骨の杖』などが店に並ぶため、こちらも見かけたら要取得。財布に余裕がある分だけ購入します。
『加速』や『俊敏』などのアクション付加効果がある行動カードを取得していない場合、『活力のタリスマン』や『機敏のブーツ』などの装備カードで補うようにしましょう。
序盤の行動カードは『沈黙』『避ける』『模倣』が最重要カードです。
複数枚取得するとかなり楽になります。
同じ商品が店に並ぶ確率は少ないため、安価な『模倣』などのカードで代用しても構いません。
『素早い』は上記二つのカードに比べると優先順位は低めですが、こちらも取っておいて損はありません。
『包帯巻き』や『取捨選択』、『苛立ち』などの0コストで追加ドロー出来るカードもあればあるだけ戦闘が楽になります。
中盤以降は装備カード取得がメインになりますが、『つまづき』や『俊敏』などの強力なカードが出たら購入しておきましょう。
特に『つまづき』は相手のプレイするカードを半分近く削ってくれる効果を持つため、被弾率が圧倒的に下がり、打ち消し効果をプラスすればオオカミ王を完封させることさえ可能にする最強カードです。
複数枚は必要ありませんが、見かけたら最優先して取得するように。
忘却・強化・ステータスアップについて
レベルアップ時は、装備スロット>アクション>カード強化>金貨の優先順位で。
HPは一切上げなくても問題ありません。
レンジャーは装備カードを大量に入手できるため、なるべく装備スロットは確保しておきたいところ。
アクションに関しては、2~3あれば充分足ります。
中盤以降になると『活力のタリスマン』や『機敏のブーツ』で足りない分は賄えますし、『加速』や『俊敏』などの行動カードを利用すれば余ってしまう事も多々あるので、それ以上は必要ありません。
『集結の角笛』を所有している場合、邪魔なカードになりがちな『通常攻撃』はメインウエポンになります。
かと言って、攻撃カードを残しすぎていると戦闘開始時に攻撃カードが重なった場合に被弾率が高まるため、ある程度の調整は必要です。
攻撃カードの目安としては、合計で6~8枚ほどが丁度良い感じ。
そのため、忘却・除外は『通常攻撃』を1~2枚忘れた後、『激励』に使用します。
強化は『幻影の護符』や『素早い』などの回避カード優先。
その他は全て『通常攻撃』に使用し、ダメージの底上げを図ります。
攻略手順詳細
まずは祝福で『集結の角笛』が出るまでリセマラ。
分類によるとノーマル祝福らしいですが、出現率は少し低めなので、4,5回やり直さないと出てくれない事が多いです。
- 毒関連のカードは取らない
- コスト1以上かつ、追加ドローできないカードは取らない(『つまづき』は例外)
- アクションは一度上げれば充分
- レベルアップ時は装備スロット優先
- 除外は通常攻撃2枚、激励2枚に使う
- 攻撃カードは6~9枚ほど確保しておく
- 祝福は手札・装備スロット優先
- 『避ける』『沈黙』『模倣』の合計枚数が3~4枚ほどあれば安定する
第1章はなるべく多くの行動カードを入手する
『集結の角笛』を取得したら、第1章の敵に苦労する事はほぼありません。
強いて言うなら、ボス戦がブリキ男だと多少苦戦するくらいです。
前半は火力不足な状況が続くため、店で『流血』(1枚で充分)や『長弓』を見かけたら、どちらか1枚は取っておきましょう。
また、大量のカードが必要になるレンジャーでは金貨が不足しがちになるので、『巾着切り』が早いうちに出てきたら枚数不問で取得します。
『こそ泥』のカードは1の状態だとアクションが必要になるため、スルー推奨。
同様の理由で、『欲望』も必要ありません。
- 巾着切り、長弓
- 沈黙、避ける
- 模倣
- 幻影の護符、矢筒
- 残像、加速、流血
- 取捨選択、包帯巻き、苛立ち、素早い、こそ泥(レベル2のみ)
- 興奮、致命傷、治療態勢
『避ける』『沈黙』『幻影の護符』『残像』『加速』は最後まで活躍するレンジャーのキーカードとなるので、なるべく複数枚集めるように。
これらのカードは後半まで出現率が高めなので、第1章で出なかったからと言ってリセットするほどではありません。
宝箱での入手は、追加ドローできないカードと、『致命傷』以外の毒カードは全て無視します。
感染以外の攻撃カードは全て使えるため、宝箱で出現次第取得。
『模倣』や『天才のひらめき』『傭兵部隊』などは後半で活躍するため、例外として取得。どれも安価なので、お金に余裕があれば拾っておきましょう。
『治療態勢』『興奮』『致命傷』『最善のルート』は、宝箱で入手した時のみ取得。
どれも店で購入するほどのカードではありません。
レベルアップ時の恩恵は、『装備スロット』>『アクション』(2~3)>カード鍛錬>除外>金貨の順で消費します。
HP最大値は一切上げる必要はありません。
アクションは最終的に2~3あれば充分。
カードのレベルアップは、星2の通常攻撃に使用し、それ以外は『激励』を除くアクションカードや装備カードに使用していきます。
除外はレベル1の通常攻撃カード、もしくは『激励』に使用して、回避・打ち消しの行動カードをより引けるように調整します。
底上げの第2章
第2章以降の祝福は、『用意周到』>『剣術の訓練』>『罠の設置』>『武器の達人』の優先順位で取得。
武器の達人は全てのカードを装備するとかなり強力になりますが、『襲撃』や『疾走』などの複数ドロー系カードが無いと最初のターンの被弾率が上がるため、注意が必要です。
どれも無い場合は『野生の勘』で回避力を高めるか、『複製術』で回避・打ち消しなどのカードをコピーし、生存力を底上げします。
それ以外はどれも変わらないため、お好みで。
レンジャーは手札の数がモノを言うジョブなため、パンドラでは『隠伏』や『ピエロの書』を優先して取得するように。
例外として『重い宝箱』は事故率が跳ね上がるためスルー推奨。
- つまづき(1枚)
- 鋸刃の矢、悪霊のナイフ、活力のタリスマン、機敏のブーツ
- 俊敏、待機
- 骨の杖、自動追従投げナイフ
- 援護、電光石火等
店での購入は、第1章で取りそびれた『流血』や『長弓』などの火力増加カードに加え、『避ける』や『沈黙』などのダメージ無効カードを中心的に取得。
『避ける』『沈黙』『模倣』3種のカードの合計枚数が3~4枚あると、終盤までかなり安定して戦えます。
- つまづき
- 食虫植物が使ってくるカード。
敵のプレイするカードが半減する
今攻略の最重要カードの一枚である『つまづき』を見つけたら必ず1枚確保する事。
それ以外は、装備カードを中心に取得します。
全てのダメージを+1してくれる『鋸刃の矢』は強力なので、1枚以上は欲しいところ。
次いで、カードを引くごとにダメージを与える『悪霊のナイフ』、追加でアクションを得られる『活力のタリスマン』や『機敏のブーツ』なども店に並んでいたら欲しいところです。
『援護』や『電光石火』は追加ドローできる優秀な攻撃カードですが、その他のカードに比べると優先順位は低め。
店に並ぶ時も高価なため、お金に余裕がある時のみ購入しましょう。
遊びの第3章
宝箱の引きがよく、20~30枚ほどの全てのカードを1ターンで回せるようになると、ほとんどの敵を苦戦せず倒す事ができます。
- つまづき
- 沈黙
- 奇襲
- 疾走
- 各種装備カード
- 傭兵部隊、天才のひらめき
- 援護、電光石火等
第3章までに『つまづき』を入手していない場合、何より優先して入手する事。
『避ける』『沈黙』等のカードが不足している場合は、『幻影の護符』や『素早い』などのカードで補うか、『天才のひらめき』や『傭兵部隊』などのランダムカードで戦闘中にお祈りで確保します。
1、2ターン以内でデッキのカードを全て引き、『つまづき』を毎ターン連発できるようになるデッキ構成が理想の戦闘スタイルです。
そのため、『俊敏』や『疾走』などのアクション付加&ドローカードがあればあるほど安定します。
『援護』や『電光石火』、『疾走』等のカードがあればカード回しが楽になりますが、どれも高価なので取得はお好みで。
『つまづき』さえあればオオカミ王の使用枚数も3枚ほどに減るため、打ち消し&回避カードが整っていればノーダメージで切り抜けられます。
『つまづき』を入手できなかった場合、別手段でオオカミ王の猛攻を凌がなければならないため、道中で『奇襲』を1枚入手しておきます。
- 奇襲
- 相手の初期デッキから1枚選んで取得。
オオカミ王相手にかなり有効
『奇襲』で得られるカードは除外カードも含まれるため、オオカミ王の厄介な2ターン打ち消しカードや、長弓などの装備カード、ランダムで祝福を得るカードなども盗む事ができます。
祝福は何度でも得られるため、積み重ねることによって祝福によるダメージのみでオオカミ王を撃破する事も可能ですが、効率よくクリアを目指すなら2ターン打ち消しの『威嚇』を奪い、使用しましょう。
最後に
レンジャーは個人的に最も簡単なジョブで、祝福や取得するカードを間違わなければ体感で突破率は9割以上あります。
『集結の角笛』『手札+1』の祝福に加え、『つまづき』や『避ける』『沈黙』などのカードさえ引ければまず負けません。
他ジョブと違い、オオカミ王戦で一気に押し切る必要性も無いため、『奇襲』のカードを使ってオオカミ王と遊ぶこともできます。
手札の攻撃カードを排除し、あえて攻撃力を下げることで、『天才のひらめき』や『奇襲』でカードプレイが困難になるほどの祝福と装備カードを積めます。
オオカミ王まで祝福と装備、カウンターを重ねようと頑張ったんですが、祝福のダメージが強すぎて途中で断念。
夢の7行目に達した時の挙動が気になるので、是非どなたかチャレンジしてご報告を……。
コメント