暑い季節がやってきました。
突然ですが、僕は臭い人が嫌いです。
そして、悲しいことに、僕は自分自身が嫌いになっていた時期がありました。
もちろん、17歳くらいの男の子に発症するセンチメンタル的なアレではなく、臭い的な意味で。
俺じゃないよね?と思いつつ、服を嗅いだ時の絶望感。経験のある方なら分かってくれると思います。
これはどうにかせなアカン、とググって出てきたのがジャスミンティーの噂。
なんでも、ジャスミンティーを飲み続けると体からジャスミンの良い匂いがほわっ……と香るという夢みたいな話でした。
ちなみに、ジャスミン茶は中国語で香片茶(シャンピェンチャー)というらしいです。なんか、こう、グッと効きそうな感じがするネーミングですよね。
しかも、調べてみるとジャスミンティーは恋愛運をアップさせるという風水効果まであるそうではないですか!!これは飲むしかない!
ただ、僕の今住んでいる所は沖縄のドドドド田舎のため、ジャスミンティーなんてお洒落なモノを置いている店がありません。んで、代替として用いたのが
こいつ。沖縄ならコカ・コーラと同じくらいの確率で置いてあるので、ひたすら飲んでみて人体実験してみました。
結論から書いても味気ないので、さんぴん茶(ジャスミンティー)のメリットを上げてみます。
さんぴん茶で得られるメリット
- 体臭・口臭改善
- ダイエット効果
- 美肌効果
- 不眠改善
巷で噂になっているのはこんな所。体臭だけでなく、色々な効果が期待できるようです。
そして、どうも科学的根拠自体はあるようです。
さんぴん茶には、カフェイン・タンニン・ビタミンC/E・カテキンという成分が入っています。それぞれの効果について解説をしたい所ですが、面倒なので重要な本題である体臭改善に関わる成分だけ紹介します。
体臭改善に効く成分はコイツ
体臭の詳しいメカニズムについては本題から外れるので解説はしませんが、ほとんどの原因としては皮脂が酸化する事で「うわクサっ!」ってなります。
この酸化を抑えてくれる嬉しい成分が「カテキン」と「ビタミンE」。
この二つの成分には、抗酸化作用(酸化を抑えてくれるDF)に期待ができます。体の酸化は、老化そのものです。加齢臭とかその辺りにも効能があるという話は、この成分が関係しているようです。
さんぴん茶(ジャスミンティー)を飲んだ方だと分かると思いますが、飲むと独特な良い香りがします。これは、ベンデルアセテートという香り成分。
この成分は、脂肪燃焼を促すことでダイエット効果に期待でき、右脳を刺激し副交感神経を活性化することにより、リラックス効果にも期待できるようです。
匂いと関係ないじゃん!って思う方もいるかもしれませんが、重要なのはリラックス効果。
実は、ストレスや睡眠不足も体臭を引き起こす原因となります。ストレス汗臭と言われるやつです。まぁ、さんぴん茶を飲んでストレスが全部吹っ飛ぶ事はもちろんありえませんが、ジャスミンの良い香りを嗅いで不快な思いを感じる方はいないはず。
少し難しい話を終えたところで、僕の7ヶ月に渡る体臭補完計画の結果を発表します。
体臭に効く、なんて効果は今のところ無い
はい。結論ですが、特に目(ていうか鼻)に見える効果はありませんでした。
ワキガ改善にも効能がある!?なんて話も聞いたことがありますが、多分毎日3回くらいスプレーで吹きかけるくらいしないと効果は無いんじゃないかな……。あ、僕はワキガではないです。自己申告ですが。
なんとなーく飲み続けると健康にも良いのかな、なんて思っていましたが、むしろ、脱水症状の引き金になり、病院に行きました。発熱、頭痛、吐き気のトリプルコンボです。
初の夏の沖縄で長期滞在している事や、ゴルゴ13と海物語で立て続けに負けたストレスによる胃痛も原因として考えられますが、8割型はカフェインの過剰摂取が原因だと推測されます。
飲みすぎは良くない
さんぴん茶(ジャスミンティー)には、カフェインが含まれています。レッドブルとか、コーラ、コーヒーに多く含まれているアレです。
少量のカフェインであれば、集中力UP・脂肪燃焼などの嬉しいメリットがあるのですが、利尿作用を促す点に注意しなければなりません。利尿作用の活発化で体内の水分が多く失われる事により、脱水症状を引き起こす可能性があります。
他の飲み物で水分を補給できれば問題ないのですが、僕の場合は摂取する飲み物がコーヒー&さんぴん茶というカフェイン縛りをしていたため、俗に云う「利尿作用ループ」が起きていました。
これに加えてクッッッッソ暑い沖縄で働いていたため、干物になってしまったんですね。
結局体調が戻るのに、5日ほど掛かってしまいました。長引いた理由はその間もさんぴん茶伝説を信じて摂取し続けたためです。
ここまで書くとアンチさんぴん茶勢と勘違いされそうですが、そうではありません。今でも大好きでガブガブ飲んでますからね。
ただ、同じように苦しむ方が出ると「さんぴん茶はヤバい飲み物」という誤った認識が広まってしまうため、警鐘を鳴らしておきたいだけです。利尿作用があるモノを摂取する時は、必ずノンカフェインの飲み物で水分補給をしときましょう。
既に手遅れで死にそうって方は、経口補水液(OS-1)や、スポーツドリンクを飲みましょう。脱水症状時にはコレに限ります。
”ニオイ”の改善は別の形でも出来る
さて、このままだと僕が「なんかクサイ人」って認識のまま終わってしまうのですが、今ではちゃんと改善しています。まぁ、自分の体臭って中々気づきにくい物なので、なんとも言えませんが……。
20代後半くらいからは本格的に体臭がキツくなるので、気づく前に対策をしといた方が無難です。オススメのボディーソープの記事をまとめているのでついでにどうぞ。
ちなみに、僕が主なニオイ対策に使ったのがコイツ。
どうも、ニオイの元は衣服にあったんですよね。皮脂汚れが原因だったようです。
漂白剤って言うと真っ白になっちゃうイメージがありますが、これなら黒い服とかにも使えます。
使い方は簡単で、バケツに水を貯めて漂白剤を垂らして30分ほど放置するだけ。後はいつものように洗濯機で洗ったら終了です。簡単ですね。この洗剤のおかげで汗の後に漂うイヤなニオイが嘘のように消えてくれました。
前述した通り、僕は今でもさんぴん茶を愛飲しています。
あと半年ほどは続けるつもりなので、もし体臭が劇的に変わったらその時に追加レビューしたいと思います。
ではでは。
コメント