安価プロコン『DinoFire』を買って使ってみた

dinofire-pro-controller ガジェット

Switchのジョイコンが壊れたので、Amazonでプロコンを購入してみました。

Amazonでの商品名は、

『【2021最新版】DinoFire スイッチ コントローラー 連射機能 HD振動 ジャイロセンサー搭載 ボタン耐久力強化 Switch コントローラー Switch専用 プロコントローラー』

一目瞭然、よく見かける中華製プロコンです。
タイトルに「コントローラー」と「Switch」って単語を3回も書くのはやめろ!

 

任天堂公式のプロコンの半値以下で買えたので、今回は情報共有のために簡単にレビューしてみます。

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DinoFireについて

その他の中華製家電製品と同じように、Amazonのタイトルでどのような仕様の製品か一目瞭然なため、商品の詳細は省きます。

  • ジャイロセンサー、振動機能搭載
  • 無線でも有線でも使える
  • 連射機能搭載
  • スリープ復帰可能

Switchのジョイコンに搭載されている機能は、ほぼ全て使えます。
機能面の違いは、二つに分割できないことと、ジョイコンのようにHOMEボタンを押して遠隔でSwitchを起動できない事くらいです。

dinofire-pro-controller2

左下に見えるパックマンみたいなやつは付属のスティックカバーです。

 

「頑丈そうだな」というのが、手に持って感じた第一印象。

ジョイコンに比べるとボタンやスティックが大きく、少し固いため、なんとなく違和感を感じます。

dinofire-cable

充電方式はUSB。

USB-TypeA & USB-Cになっているため、Switchのドックにケーブルを挿して充電することができます。

 

初期設定の儀

通常のジョイコンと違い、プロコンは独自の初期設定をしてあげる必要があります。

DinoFireも例に漏れず設定は必須なんですが、一度PCに繋げてコントローラーのバージョンを最新にアップデートする必要があるため、他のプロコンと比べても面倒な仕様になっています。

が、説明書に図入りで丁寧に書かれていますし、今時らしくYouTubeにも初期設定の方法を上げてくれているので問題なし。

 

と思いきや…

 

アップデートはMacでは出来ないと知り、愕然。

そういう事はね、Amazonの商品説明欄にね、書いとくべきだと思うのよね……。

公式ホームページの『アップグレード手順』に使用されているPCのイメージは何故かMacBookAirだし……。

 

職場のWindowsPCを使ってやろうかとも考えましたが、同僚の目を盗みつつコントローラーのUSBを挿すのはあまり得策では無さそうだと判断し、今使っているMacBookAirでなんとかすることに。

Wineでも動きますが、僕のスキルだとUSBドライバ等の設定が難しく、コントローラーがどうしても認識してくれなかったので、結局Parallel Desktopの試用版を利用することにしました。
M1 mac以前の機種だと、BootcampでWindows10を動かせば、同様に無料でできます。

コントローラーに付属するケーブルはUSB-A & USB-Cなので物理的に繋げることは不可能ですが、変換アダプタやUSB-Cケーブルがあれば接続可能です。

 

紆余曲折あってアップデート完了。

 

アップデートさえ済ませてしまえば、Switchとのペアリングはかなり簡単。

Dinofireの公式ホームページで紹介されている流れに沿って設定するだけです。
所々日本語が怪しい点がありますが、YouTubeに動画も上げてくれていますし、なんとかなります。

 

使用感について

数ヶ月使用し、正規のジョイコンと比べて気になった点は以下の通り。

操作感

  • ボタンに違和感を感じる
  • ジャイロセンサー、振動等は不満なし
  • ジョイコンの3倍頑丈そう

真っ先に感じたのはボタンの硬さ

dinofire-pro-controller3

あまり意識はしていませんでしたが、DinoFireのプロコンと比べると、ジョイコンのボタンってどれも小さいんですよね。その分、押した時の反発が強く感じますし、音も気になります。
ジョイコンが「カチっ」という音だとすると、「カコっ」といった感じです。

逆に、R2 & L2ボタンはトリガー形式になっているため、ジョイコンのボタンのように「カチッ」と言った感覚がありません。
今までこのような仕様のコントローラーを購入した経験が無いため違和感がありましたが、シューティングゲームなどをする時には逆に良いんですかね?

dinofire-pro-controller4

ジャイロセンサー、振動等の機能は、正規品の品質と変わりなし。

スティックの戻り具合なども異常なし。波動拳もスムーズに出せます。

 

僕が購入したコントローラーはSwitchの遠隔起動に対応していませんが、今発売している最新版の同製品は、HOMEボタンを押すとジョイコンと同じようにSwitchが起動してくれるようです。

不満に感じる部分はこれだけだったので、羨ましい……。

Macで使うのは厳しい

DinoFireを購入して密かに期待していたMacBookとSwitchでの二刀流。

は、残念ながら向かなさそうです。

 

M1 MacBookAir で試したところ、Bluetoothではプロコントローラーとして認識してくれますが、途中でペアリングが切れてしまいます。

優先接続なら…と試してみましたが、こちらはコントローラーすら認識されず(充電は可能)、なすすべなく撤退。

何かしらのアプリを入れて設定すればいけそうな感じもしますが、情報が足りず自分の知識では無理でした……。

 

ちなみに、ダメ元でサブ機であるMacBook air2013で再挑戦してみると、無線接続での操作は叶いませんでしたが、有線接続では動いてくれました

様々なアプリが使えなくなるOS Catalina以前のバージョンで使えるのか、M1 MacがNGなのかは定かではありませんが、特に設定していなくてもUSBを挿しただけで認識してくれます。

しかし、挙動は怪しいので推奨はしません。

XBoxやPlayStation4のコントローラーならMacBookでも無線で動くようなので、少し値は張りますが利便性を考えるとこちらの選択肢の方が賢そうです。

最後に

さて、DinoFireプロコンの購入を迷われている方のための総評ですが……

 

「ジョイコンを買うよりはマシ」です。

Switchのジョイコンドリフトを超安価な方法で修理してみる
任天堂スイッチのジョイコンがひとりでに動き出す『ジョイコンドリフト現象』を低コスパで解決する接点復活剤の話。

 

  •  ジョイコンより頑丈
  • 2,500円を切る低価格
  • 連射機能、スリープ復帰等、操作性○

別のプロコンでも良くね?と言われれば何とも言えませんが、安価な壊れにくいプロコンを探していて、どれを選んで良いか分からない人にはお勧めです。

消耗品と割り切って購入したプロコンでしたが、購入から三ヶ月ほど経つ今現在も全く不便なく使っていますし、間違いなく価格以上の働きはしてくれています。

ボタンやスティック感度の劣化も全く感じませんし、まだまだ働いてくれそうです。
感覚としては初代プレステのコントローラーのような感じ。壊れる気配がありません。褒めているか微妙ですが

DinoFireプロコン
Switch専用プロコントローラー
 
  •  ジョイコン操作と比べるとボタンに違和感がある
  • Switch以外で使うのは難しい

前述した通り、ジョイコン操作に慣れてしまうと大きいボタンに少し戸惑います。

ボタンの感度自体は問題ありませんが、少々深めな設計になっているので、違和感を感じる人は多そうです。
ジョイコンのボタンが小さすぎるので、任天堂の正規のプロコンでも同じように感じちゃうかもしれませんが……

 

また、Switch以外での操作が難しいのもマイナスポイント。

PCと二刀流を考えている方は、別のプロコンを探すことをお勧めします。

 

それでは皆さん、良いゲームライフを。

この記事を書いた人
ゆず

沖縄離島在住の30代。東京のマンモス大学を卒業後、リゾートバイトで各地を転々とし、南の島に落ち着く。
主にQOLを高める情報を発信中。好きな麻雀の役は「一発」。

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