サーモスしか勝たん。
タンブラーと言えば?
と聞かれたら、8割近くの人が連想しそうなTHERMOS(サーモス)。
あまりにも有名すぎて、どこかスタバでMacBookを使うような気恥ずかしさがあり、使用したことが無かったメーカーでしたが…
今まで使用していたコーヒーマグがかなり古くなったこともあり買い替えちゃいました。
型番はJDP-300。
このマグ、超最高です。
飲みやすさ、洗いやすさ、安定感という、僕の求める自宅用コーヒーマグの要素を全て満たした、ぶっっっちぎりで歴代1位の商品でした。
サーモスのJDP-300ってこんな商品
商品名は『真空断熱タンブラー』
その名の通り、内びんと外びんの間の真空仕様が、熱が外に出るのを防ぐ役割を担っています。
- 取り外し可能なスライド式ふた付き
- 70℃以上、7℃以下に1時間以上保温・保冷可能
- 手入れしやすく飲みやすい
型番のJDP-300は300mlの容量で、同シリーズのJDP-400はより容器を細長くした400ml仕様になっています。
Amazonでは100円ほどしか値段が変わりませんでしたが、持ち運ばないコーヒーマグとしては300ml十分だったため、小さい方を選択しました。
前に一度、細長いタンブラーの容器に入れたコーヒーをPCにぶちまけて以来、トラウマになってしまっているという理由もありますが。
コップやマグは安定感があるタイプが一番です。
外観はこんな感じ。こちらの色はホワイト(WH)です。
完全な白ではなく、タンブラー本体はほんのりと黄がかった乳白色で、蓋はベージュに近い色。
全体的に落ち着いたデザインになっています。
同サイズだと、その他にはライトブルー・ブラックの2種を選択できます。
上蓋は本体、スライド式の飲み口、パッキンで構成されていて、どれも簡単に取り外すことができます。
保温、保冷に関しては、他社と同じくらい。
サーモスだから超長持ち、というほどでもないです。
少なくとも、僕が過去に使ってきた他メーカーのタンブラーとの違いは感じられませんでした。
使って感じたメリット&デメリット
今までコーヒーマグはデザイン重視で購入していましたが、サーモス社のタンブラーはそれは間違いだと、気づかせてくれました。
独身の三十男に真に必要なコーヒーマグは、楽に洗えて、長く使うことができ、美味しく飲めるものだと。
- スライド式の蓋がノーベル賞レベル
- 食洗機もOKで洗いやすい
あ、もちろんデザインがダサいわけではありませんよ。
ザ・タンブラーって感じの、シンプルで、オーソドックスで、すごく魅力的です。
超飲みやすいスライド蓋
このスライド式の飲み口の仕組みがこのタンブラーの一番の魅力。
スライド部分は、蓋本体につっぱるように固定されていて、簡単に着脱可能。
磁石でくっついているかのようにピタッとハマり、外す時にも力は必要ありません。
なおかつ、使用時には片手でスムーズにスライドして飲めるので、超ストレスフリー。
飲み口が程よく広く、あっつあつのコーヒーでも飲みやすいのもポイント。
コンビニのコーヒーを買って下唇を火傷した、なんて経験は、コーヒー好きであれば誰しもが経験があるかと思いますが、こちらのタンブラーではそのような悲劇に見舞われることはなさそうです。
お世辞抜きでタンブラーの蓋の構造は、これが理想形だと思っています。
手入れがしやすく清潔に使える
コーヒーマグとして使用する以上、ステインによるコーヒー染みは避けて通れません。
少しでも長く、綺麗に使うためには、マグを隅々まで洗ってあげる必要があるわけですが、蓋付のタンブラーだとそうもいかない場合が多々あります。
私が以前購入したスパイスのタンブラーも同様で、蓋のスライド部分がどうしても人の手では洗えず、やきもきしていたんですよね。
案の定、日を重ねるごとに茶染みができ、最終的にフタ部分だけ捨てちゃいました。
その点、こちらのタンブラーはスライド部分はもちろん、蓋を固定するためのパッキンも取り外しできるため、隅々まで洗うことができます。
さらに本体・フタユニットと共に食洗機での洗浄もOKという万能ぶり。
タンブラーは外部の塗装が剥がれやすかったりするので、手洗いを推奨するメーカーが多いんですよね。
現に、私が今までに使用していた歴代のタンブラーは、ほとんどコップの縁の部分からペリペリと塗装が剥がれ落ちてしまっています。
酸素系漂白剤もOKなようなので、もし手入れを怠ってシミができたり、パッキンに匂いが染み付いてしまっても、つけおき洗いで綺麗にできそうです。
とにかく手入れがしやすく、実用性が高い!
持ち運び不可が唯一の欠点
こちらのコーヒーマグは、自宅でコーヒーを淹れ、職場に持っていって飲む、といった持ち運びには向いていません。
- 完全な密閉ではないため、横にしたり激しく振ると漏れる
- 胴回りが太く、ドリンクホルダーに収まらない
スライド式の蓋を閉めたとしても、完全に密閉されているわけではありません。
わずかに隙間が空いているため、横にすると漏れ出してしまいます。
間違っても液体が入っている状態でバックの中に入れたりしないようにしましょう。悲惨なことになります。
また、ドライブくらいの揺れならば耐えられるかもしれませんが、直径が約8cm程度とあるため、一般的な車のドリンクホルダーだと胴回りが太すぎて収まらないかと思います。
あくまで自室、オフィスの中だけでの使用にした方が無難です。
まとめ
今回のお買い物、サーモス社のタンブラー『JDP-300』
評価は……
星……
5!
文句なしの満点です。
今後、何かしらの理由でタンブラーが使えなくなったとしても、サーモス社から購入することになりそうです。
やはり世界最大手の会社はツヨイ。
価格も約2000円と、他社の蓋付きタンブラーと比べて別段高いわけではありませんし、今まで同じような小さめのタンブラーを利用していて「コーヒー染みが目立つようになった」「吸い口が小さくて火傷してしまう」といった経験をしたことがある方は、是非お試しください。
きっと僕と同じように手放せなくなると思います。
コメント