とうとう!
ニコニコ動画に”個別ユーザーの動画非表示”機能が実装されました!
Youtubeで言うところの『チャンネルをおすすめに表示しない』と同様の機能で、自分の興味のない投稿者の動画を非表示にしてくれるというものです。
無料会員なら10件まで、プレミアム会員なら100件まで登録できるとのこと。
もちろん、この機能が実装されて真っ先に消そうと思ったのが動画ランキングページに表示される『ニコニ広告』。
一部の支援者が過剰な”お布施”をして、強制的に表示される迷惑広告のようになっている例のアレです。
これでク○動画ともおさらばだ!
と思ったのも束の間…
ん?非表示機能が見当たらないんだけど?
調べてみると、非表示機能はニコニ広告は例外みたいです。
えぇー……。
一般の動画を消しても「この動画は非表示に設定されています」とか出てくるのも要らないし…。
よく本社が爆破される動画を投稿されちゃう理由も何となく察せますね…。
というわけで、公式がやってくれないなら目障りな要素を自分で消しちゃうか、と色々調べて解決してみました。
- ニコニ広告をランキングページから一掃できる
- 「この動画は非表示に設定されています」を消す
フィルタリングの知識が多少あれば、ブラウザや拡張機能は問いません。
概要と下準備
これから紹介するのは、フィルタリングを利用した方法になります。
AdBlockProや、uBlockOrigin、Adguardなどの、独自でユーザーフィルタが作れる拡張機能(無料)で要素ブロックを行います。
- MacBookAir M1
- Chrome
- uBlockOrigin
筆者は現在、Chromeに広告ブロック拡張機能であるuBlockOriginを入れてます。
少し前まではABPを使っていたんですが、YouTubeの広告が貫通されるようになっちゃったんですよね。
いざ使ってみると、デフォルトでブロックされる広告もABPより多いので満足してます。
僕は見たことが無いのでよく分かりませんが、アダルトサイトにありがちな鬱陶しいポップアップも激減した、と友達の友達が教えてくれました。
フィルタリングした際の表示は上画像のような感じ。
ニコニ広告は完全に消えさり、好きではない投稿者の動画も消えて上詰めされた状態で表示されています。
広告ブロックを利用することに抵抗がある方は、「要素フィルター chrome」などで調べて、フィルタリングできる拡張機能を入手してください。
今回はuBlockOrigin内にあるフィルタリング機能を使って説明します。
ニコニコ動画ランキング関連のフィルタリング
uBlockOriginの要素ブロックは画面上で右クリックして『要素をブロック』でパーツごとにブロックできますが、サイトによっては余分に消えてしまったりするので、ユーザーフィルタを直接入力します。
画面上部のアドオンをクリックし、ダッシュボードを開いて『マイフィルター』へ移行し追記していきます。
HTMLやCSSに不慣れな方はちんぷんかんぷんな内容かもしれませんが、後述するフィルタリングルールをコピー&ペーストして、『変更を適用』すればOKです。
ニコニ広告関連
uBlockOriginを導入すると、広告内動画、ヘッダー・フッター・サイドバーの広告は全てさっぱりと消えてくれます。
が、ランキングページに表示される”ニコニ広告”は別途フィルタリングが必要です。
ニコニ広告を全て消す
nicovideo.jp##div.NC-MediaObject_withAction.RankingMainNicoad.NC-NicoadMediaObject
※←→スライドします
ランキングTOP、全ジャンル、個別ジャンルの全てのランキングページで表示されるニコニ広告を一掃するフィルタです。
ランキングのトップや合間に挟まれるニコニ広告も全てカットされます。
ニコニ広告動画を動画IDを指定して消す
nicovideo.jp##div.NC-MediaObject_withAction.RankingMainNicoad.NC-NicoadMediaObject:xpath(//*[contains(@data-content-id,"sm12345678")])
一部ニコニ広告動画の動画IDを指定してフィルタリングします。
赤字部分のsm12345678は、消したい動画の動画IDを指定します。
動画IDは、so、smから始まる8桁くらいの数字で、動画視聴ページのブラウザ欄に表示されています。
ttps://www.nicovideo.jp/watch/sm44455555 ⇦ この部分
その他の要素を指定して消す
目に入るだけで嫌。
そんな動画や要素もあると思います。
残念ながらタグ指定は厳しいそうですが、投稿者や動画ID、タイトルに含まれるワードを指定したりして非表示にすることは可能です。
「この動画は非表示に設定されています」を消す
nicovideo.jp##.NC-VideoMediaObjectWrapper[data-muted]
ユーザーの動画を非表示に設定した際に残る、「この動画は非表示に設定されています」という表示を消します。
こちらは全ジャンルのランキングページでは有効ですが、ランキングTOPのページは適用外です。
ランキングTOPの表示をフィルタリングすると、構造上レイアウトが崩れてしまうのでオススメしません。
余計な枠要素は残ってしまいますが、
nicovideo.jp##.NC-MutedVideoCard div.NC-Card-main
で「この動画は非表示に設定されています」という表示自体は消すことができます。
特定のワードを指定して消す
nicovideo.jp##.NC-VideoMediaObjectWrapper:has-text(〇〇)
文字通り、特定のワードだけを指定してデジョン。
赤字の〇〇部分は、お好みの(というか見たくない)ワードを任意で入れてください。
タグで指定してあげられればベストなんですが、残念ながら指定は難しそうです。
やり方知ってる人いたら教えろください!
動画IDを指定して消す
nicovideo.jp##.NC-VideoMediaObjectWrapper:xpath(//*[contains(@data-video-id,"sm12345678")])
投稿動画の個別IDを指定してニフラム。
赤字部分の動画IDは上述を参照。
特定の投稿者を指定して消す
nicovideo.jp##.NC-VideoMediaObjectWrapper:xpath(//*[contains(@data-owner-id,"123456")])
ユーザーには、ニコニコ動画登録時に数桁(大半が6桁)のオーナーIDが付けられます。
こちらのIDは投稿者のユーザーページに飛ぶことで確認可能です。
ttps://www.nicovideo.jp/user/123456
とアドレスバーでも確認できます。
これがあれば件数を気にせずに特定の投稿者をブロックできます。
あとがき
ニコニコ動画ランキングページ、見やすくなりましたか?
さて、いまさらですが上記フィルタリングはずっと有効、というわけでもありません。
class属性やIDなどの情報が変更されたりすると、フィルタリングをすり抜けてしまいます。
ランキングページを一新でもしない限りは有効だと思いますが、いつまで効くかは不明です。
ニコ動は毎日見るわけでも無いので、フィルタリング効かなくなっちゃったよ!
という方がいればお声掛けください。
その際はリライトします。多分。きっと。
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