MacBookAir2020に買い換えて感じたデメリット

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MacBookAirを買い換えました。

僕が最近まで利用していたのがMacBookAir2013(11インチ)なので、約7年越しのアップデートです。

旧モデルも2回ほどバッテリーを買い換えましたが、未だ現役。
わざわざ買う必要も無いかなーと思っていたんですが、悪名高きバタフライキーボードが久々に撤廃されるという事で、買っちゃいました。

検証環境

  • MacBookAir2020
    メモリ:16GB
    CPU:1.1 GHz クアッドコアIntel Core i5
    OS:Catalina 10.15.4
    SSD:512GB

  • MacBookAir2013
    メモリ:8GB
    CPU:1.3GHz Intel Core i5
    OS:Mojave 10.14.6
    SSD:256GB

とりあえずアップグレードした方が良いだろうと感じ、両機種共に購入時にマシマシしてます。

apple-order

参考までに、メモリを16GB、CPUをi5、SSDを512GBにした時のMacBookAir2020の税込価格は、¥170,280でした。高ーい(白目)

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MacBookAir2020に買い換えて感じた不満点

全体的に完成度が高い(らしい)MacBookAir2020。

誇張までとは呼ばないまでも、他サイトではメリットばかりが目立つので、こちらの記事では筆者が感じた不満点をご紹介します。

※これから後述する内容はMid2013と比較したものなので、あまり多くの人に当てはまるものでは無いかもしれませんので、予めご了承ください。

Chromeとの相性が悪い

僕は標準のブラウザでは、個人的な慣れの問題もあり、SafariではなくGoogle Chromeを使用しています。

YouTubeや、サイトに貼られている9割以上の広告をブロックしてくれるABP、その他数々の便利な拡張機能を使っちゃうと、とてもSafariに戻る気はしないんですよね。

 

前々からの仕様ですが、Chromeには「メモリをやたら食う」というデメリットがあります。

アクティビティモニタで確認できるCPUの使用率を見ると、上位はほぼ”Google Chrome Helper”が独占。
タブを開けば開くほど、Chromeが如何に重いアプリであるかを思い知らされます。

 

そんな仕様が原因なのか、Chromeを開いている状態でMacBookAirをスリープ状態にすると、起動から操作可能までの時間が大幅に遅れます

画面を開いて瞬時にパスコードが入力出来ず、さらにはロックを解除した後にレインボーカーソルが3秒ほどクルクルと回り操作不可。

スリープ解除の度にこの現象が現れると、ちょっとストレスを感じます。

 

不思議なことに、この症状はMacBookAirMid2013 & Mojaveでは現れません。CPUもメモリも上がっているはずなのに、なんでや……。

Chromeに加えてMT5を起動している状態でスリープしても、画面を開いた瞬間からパスコードを受け付けてくれますし、ロック解除後に固まるなんて事もありません。

そのため、2020年モデルの不具合か、OS Catalinaの影響かと思われます。

キートップの掃除が出来ない

macbookair2020-key4

2013年モデルでは、公式で推奨されてこそいないものの、キートップを取り外し、掃除する事が可能でした。

シザーキーボードは厚みがある分、ホコリやゴミが溜まりやすいんですよね。

MacBookAir2020、買って3週間でコーヒーを溢す。
シザー式に再度生まれ変わったMacBookAir2020。に、熱々のコーヒーを購入3週間でぶちまけた話。気になる修理のお値段と、キートップを外してみた感想をまとめ。

購入して間も無く新型MacBookAirのキーボード部分にコーヒーをぶっかけ、やむなくキートップを取り外した際に気付いたんですが、2013年モデルのように手軽に掃除が出来なくなっています。

一度キートップを取り外すと高確率で接続部が痛み、タイピング時の感触が変わるので要注意。

具体的な症状をあげると「カチャカチャ」と異音が目立ち、シザーキーボードの静音性が失われてしまいます。

ホコリやゴミなどの異物が入り込んで不具合が起きた時は、エアダスターを利用するか、諦めてサポートに修理を出す必要があります。

最新OS Catalinaしか使えない

僕が初めてMacBookAirに触れたのは、Mac OS X『 Mountain Lion』から。

Yosemite,Sierra,Mojaveとバージョンアップしながら使ってきましたが、最新OSであるCatalinaは文句無しに過去最悪のアップデートの一つです。

  • 不具合が多い
  • 多くのアプリ(32bit版)が使えなくなる

特筆して進化したと言える点はiPadをサブディスプレイ化出来るSideCarのみで、その他はボロボロ。

iPadなど、SideCarに対応するデバイスを持っていないユーザーからすると、迷惑でしかありません。

 

2013年モデルは、導入して1日でMojaveにダウングレードしましたが、2020年モデルはそれが出来ません。

MacBookは基本的に購入当初に入っていたMac OSより古いバージョンはインストール出来ないからです。

Catalinaから使用している人には大したデメリットに感じないかもしれませんが、前機種でまだアップデートを行っていない人は、注意が必要です。

その他細々とした不満点

それ以外の不満点は「買って後悔したな」と感じるまで行かないまでも、改善して欲しかった点です。

  • 液晶ベゼル部分が小さくなった影響で、天板を開ける度に指紋がつく
  • MacBookProとサイズ・重さがほとんど変わらず、Airじゃない。
  • ヒンジが固く、天板は両手で抑えて持ち上げないと不安。
  • ライブ変換のバグが未だに改善されていない
  • USB-Cポートが二つしかなく、左側面しか無いので扱い辛い

筆者は動画編集等、重めの作業はほとんどしません。

 

ブログに使用する画像加工くらいで、主な使用用途はライティングとネットサーフィン。ただ、持ち運びをする事が多いので、その点を考慮してAirを選びました。

どのサイトを見ても軽い作業&持ち運びは「Airがオススメ!」と書いているのでAirを選んだわけですが……

よくよく仕様を調べてみると、最近のMacBookシリーズはAirとProでサイズに大きな違いは無いようです。Airは11インチモデルを頑張って出して欲しかった……。

Airという名を冠するくらいだから重さくらいは違うんじゃ無いか、と思っていると、こちらも2019年モデルのProと比べるとたった80gほどしか変わらず、大差なし。

財布に余裕がある時や、AirをアップグレードするくらいならProで良いな、というのが、購入した後の正直な感想です。
僕はProのTouchBarが気に入っていないためAirを選びましたが、次に買い替える際に同じような中途半端な差別化だと、Proを選択するかもしれません。

 

USB-Cポートの数を選択出来ないのも、個人的には辛いところです。

Proは標準だとAirと同様に2つですが、アップグレードすると4つまで増やす事ができます。

普段使う分には何も問題ありませんが、サブディスプレイに繋いでデュアル化したり、外付けプレイヤーを利用したりする僕には、結構キツイ。

充電ケーブルに接続して使う場合は確定で一個埋まりますし、左側にまとまってついているため、ケーブルの取り外しに気を使います。

 

過去のAirと比べて進化した点

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あまり悪く言うと怒られそうなので、不満点はこの辺りでおしまい。

もちろん買い替えて感じたメリットも多数あるので、以下はその紹介です。

  • スピーカー性能が良くなっている
  • 画面が綺麗
  • キーボードの進化

音質が驚くほど向上している

MacBookのキーボードの横に、穴が開いたのはいつからでしょう。

デザイン的には小さな粒々は好きじゃありませんが、それがどうでも良くなるくらいに内蔵スピーカーが高品質になっています。

というか、小さな粒々ってスピーカーなんですかね?塞いでも音が小さくなったりしないんですが……

特に低音がより響くようになっていて、サラウンド的な物がエボリューションしてます。

 

……細かい解説は出来ませんが、よほど音質に拘りがない限り不満を感じる事は無いでしょう。

Ratinaディスプレイは買い替えの価値あり

2013年モデルと比べると、流石にディスプレイの違いは一目瞭然。

2018年モデルから搭載されたRatinaディスプレイは、それだけで買い替える価値があります。

 

高精細なディスプレイは、狭く黒い額縁と相まって臨場感をより深く感じられます。

当ブログの画像は、読み込みを速くするために画質をかなり抑えて貼り付けていますが、Ratinaディスプレイで鮮明な画像を見ていると、それを思い止まってしまうくらいです。

画面全体の輝度も全体的に上がっているためか、より明るく感じる事は間違いなし。

キーボードの進化

友人がバタフライキーボードを搭載したMacBookを保有しているため、何度か触らせてもらいましたが、最悪の改悪というのが正直な第一印象でした。

 

ユーザー同士の「慣れれば違和感はない」というお馴染みのセリフも傷の舐め合いにしか聞こえず、あのペチペチをどうしても避けたく、その結果7年も待たされました。

キーボードのみで迷っている方がいれば、間違いなく買い替えの時です。
それくらい今回のシザーキーボードは素晴らしく、僕と同じように液体をこぼしさない限りは、最高の性能を保ってくれます。

 

2013年モデルに比べるとキートップのサイズが大きくなっていますが、全く違和感はありませんし、むしろ最新のキーボードの方がタイピングはしやすく、感触も良い。静音性も格段に向上しています。

また、バタフライキーボード時代の野暮ったい矢印キーのデザインが変わり、以前の小さめの形に戻ってきました。

 

2018年から搭載されたTouch IDも良い感じ。

指紋を認証する反応も速いので、スリープ解除時はもちろん、ウェブブラウザの会員ログイン画面、通販の支払い、AppStoreなどの購入時など様々場面がスムーズになります。

買い替えを迷っている方へ

新型であるMacBookAir2020は買いか否か。

決して安い買い物ではないだけに、迷われている方も多いと思います。

  • OS Catalinaに耐えられるか
  • ライティングが多い方は買い替えた方がいい

1ヶ月ほど使用して買い替えのポイントとなると感じたのは、この二つです。

 

2019年以降のMacBookは、有無を言わさずOS Catalinaが導入されます。

Mojave以前のOSで今のMacBookを利用している方は、Catalinaで主要のアプリが動くかどうか確認しましょう。

FXや株でお世話になるMetaTraderや、一部DJアプリは利用できません。

 

僕と同様、Macでライティングを行う物書き屋さんには、買い替えを推奨します。

新型MacBookAirの最大のアップデートは、間違いなくキーボードの刷新です。

確実に快適になるので、是非一度触ってみてください。

MacBookAir2020
13インチ、512GB
 

 

この記事を書いた人
ゆず

沖縄離島在住の30代。東京のマンモス大学を卒業後、リゾートバイトで各地を転々とし、南の島に落ち着く。
主にQOLを高める情報を発信中。好きな麻雀の役は「一発」。

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