実際に入れてみて衝撃的だったのでレビュー。
前記事で少し触れた『AdGuard Pro』を紹介していきます。
- Safariだけでなく、アプリ内の広告も消える
- 初期設定も簡単
- ホワイトリスト設定も可能
- アダルトコンテンツのブロック機能もある
タイトルの通りSafari内の広告だけでなく、多くのニュースアプリや動画アプリ、ゲームアプリの中の広告まで消せてしまうアプリ開発者泣かせのコンテンツブロッカーです。
AdGuard Pro を使うとこんな感じで消える
以下、iPhone(SE)環境によるものです。
アプリ内広告
記事と記事の合間にしれっと出ているニュースアプリの広告。
グノシー
Gunosy Inc.無料posted withアプリーチ
紙ヒコーキでお馴染みの某ニュースアプリ『グ○シー』では、大体5〜6記事間隔でネイティブ広告が貼り付けられていますが、AdGuard Proを ON にしているとこうなります。
これが、
こんな感じ。
広告部分だけサクッとカットされています。
次にゲームアプリのパターン。
画面の下の方にある常備型の広告と、アプリを再起動した際に流れる動画広告がよくある例でしょうか。
某グラスに水を注いでハッピーになるアプリでは、ステージクリア毎に上記のように広告が出ますが、
こんな感じで消え去ります。
クリアすると3回に一回くらいのペースで強制的に出てくる鬱陶しい動画広告も、当然カット。
アプリを再起動したとしても、オーバーレイ広告(画面いっぱいに出てくる×ボタンが腹たつくらい小さい広告)が出てくる事はありません。やったぜ。
主張の強すぎる不快な広告さえ無ければ、他の広告は気にならないので AdGuard なんて使わないんですが……。
あ、ちなみにこういう謎解き系のアプリでありがちな、行き詰まった時にヒントを動画広告を観て教えてもらう、的なヤツはもちろん出来ません。AdGuard さんが動画広告をブロックしちゃいますからね。
Happy Glass でゴリ押しで解いて星が足りなくなった時や、どうしても水が注げない時はWEBで検索しましょう。攻略サイトは山ほどあります。
Safariの広告
アプリ内広告が消える、というのが他のコンテンツブロッカーにない最大の強みですが、もちろんSafariの広告も設定すれば消せます。
↑こんな感じの広告も、消えます(涙)
既に消えてる方は使っているブラウザでコンテンツブロッカーを使用済み、って事になりますね。
高速でスクロールしても付いてくる”構ってちゃん広告”もしっかりと消えてくれます。
エロサイトとかで貼られてある危ない広告もブロックしてくれるので、セキュリティ面に関しては安全になりますね。
SafariでYouTubeを観た場合は、動画再生前の広告は消えます。
YouTubeで広告観るのがやだって方は、Safariで鑑賞しましょう。
機能しないアプリもある
コンテンツブロッカーの中ではかなり優秀な AdGuard ですが、残念ながら使えないアプリがあります。
代表的なアプリがYouTubeとTwitterの公式アプリです。
なんで消えないのって話なんですが、大人の事情からのようです。
仲のいいサイトさんのアプリの広告は流石に消すわけにはいきませんからね……。
YouTubeやTwitterなどで広告が気になる方は、ブラウザ(Safari)を経由して閲覧しましょう。
YouTubeアプリからでなく、Safariからであれば動画再生前の広告なども消えますのでお試しください。
AdGuard Proの設定と使い方
同じコンテンツブロッカーである280blockerは楽に導入できますが、AdGuard Pro の場合少し設定が必要になります。
もちろん脱獄とかは必要ありませんのでご安心ください。
App Store からインストール
まずは App Store からダウンロード。
今現在(2018年11月)240円で購入可能です。※2021年7月現在、1200円くらいになってました。タカイ。
無料の『AdGuard』ではなく、『AdGuard Pro』の方なのでご注意ください。
初期設定
アプリをインストールしたら、早速設定を進めていきましょう。
初期段階では何一つブロックしてくれません。
DNS通信を保護をON
アプリを起動して「次へ」を連打。通知などは必要ありません。
左下二番目の保護設定をタップし、『DNS通信を保護』をONにします。
「VPNが作成されます」「”AdGuardProがVPN構成の追加を求めています”」といった警告文が出てくるので、OK & 許可を選択。
環境によってはiPhoneの設定画面に飛ぶので、再度AdguradProの画面に戻って次の作業へ。
フィルターを追加する
次に、アプリ内の広告を消すための準備をしていきます。
アプリ右下のアイコンから、『設定』→『一般設定』→『高度な設定モード』をON。
この設定で、フィルタを追加できるようになります。
高度な設定をONにしたあと、左下のアイコンから『DNS通信を保護』→『DNSフィルタリング』→『DNSフィルタ』と進みます。
URL欄には、下記のアドレスを記入します。
https://280blocker.net/files/280blocker_domain_ag_年月.txt
年月部分は、設定時の日付を記入してください。2021年の7月であれば、
https://280blocker.net/files/280blocker_domain_ag_202107.txt
という感じになります。
読み込みが終了したら、『追加』をタップして設定完了です。
その他、Android、上記でうまく機能しない方はこちら↓
https://280blocker.net/files/280blocker_domain.txt
これでアプリ内の広告は消えているはずです。
タスクキルをした後に、試してみましょう!
Safariの広告も消したい場合
ブラウジング中の広告も消したい!って人は、さらに追加で設定する必要があります。
といっても、こちらは前述したサブスクリプションさえ追加すればiPhoneの設定のみなので簡単です。
『設定』→『Safari』→『コンテンツブロッカー』の順に進み、
上記の『AdGuard Pro』の項目を ON にすれば OK 。
AdGuard Pro 内のステータスが ON になっていればフィルタリングされます。
Safariを開いて確認してみましょう。
もっと広告を消したい人へ
今のままでも十分だとは思いますが、中にはこの設定だけでは消えない広告も存在します。
僕は全く興味が無いし、見たことも無いのでよく分かりませんが、海外のいやらしいサイトの広告などが該当します。
なんか消えねぇな……と思ったら、フィルターを追加してあげましょう。
導入は、上述の作業と全く一緒。
個人的に相性の良かったものは↑で配布されているフィルタ。
海外のグレーなサイトでありがちな、画面を適当にクリックしただけで勝手に別タブが開く超迷惑なポップアップ等をブロックしてくれます。
最後に
以上、AdGuard pro の宣伝でした。
結構前から広告ブロックの存在は知っていましたが、アプリ内の広告まで消せるコンテンツブロッカーがあるのは知りませんでした。
280blocker より取っ付きにくい所はありますが、機能面で言えば AdGuard Pro の圧勝になりそうです。
かなり前から広告ブロッカーはネット界のマフィアだとか、有害、危険性がある、とか色々言われてきましたが、一向に無くなる気配がしないのは不思議ですね。
その分鬱陶しい広告や、悪どい広告も増えてるからプラスマイナス0って感じになってるのかな。
ちなみに僕は、Safariでネットサーフィンをする時は『280 blocker』、広告がウザいと感じるアプリだけ『AdGuard Pro』を使っています。普段は OFF です。
これはアプリの開発者さんが可哀想、という、仲間意識からです。
面白いアプリを楽しませてもらった時に、製作者に唯一出来る御礼ってやっぱり広告タップなんですよね。
AdGuard Pro はワンタッチで ON / OFF の切り替えが出来るので、楽しいアプリに出会った時には OFF にしてあげてください。
そして、ホワイトリストにmerideri.comと加えてください。(重要)
おしまい。
コメント
サブスプリクションのURLは変更されましたよ。
https://280blocker.net/files/280blocker_domain.txt
コメントありがとうございますー!
助かります!愛してます。記事を更新させて頂きました!
初コメ失礼します。
こちらの記事にてこのアプリを知りました。素晴らしいアプリですね!