Switch版『The Elder Scrolls V: Skyrim(スカイリム)』にどハマりして一ヶ月が経過しました。
1周目は全く分からない状態のスタートだったため、店主の目の前で商品を盗んだり、ボタンの押し間違いで殴りかかったりと、やりたい放題。
街で衛兵に捕まる度に罰金を払っていました。
膨れ上がる賞金額と、街から消えていくNPC。
悲惨な状況を憂い、2周目は聖人プレイをしようと心に決め、賞金額ゼロのままクエストを進めていきました。バレないようにスリや暗殺はしますが
が、厄介な事に”進めていく過程で強制的に賞金が掛かる”クエストがあり、通常プレイをする上では避けられないものになっています。
マルカルスで初めて訪れた時に発生するメインクエスト 『フォースウォーンの陰謀』と、闇の一党のメインクエスト 『帝国を倒すには』の二つがコレに当たります。
PC版ではコンソールを使って賞金を消し去ることも出来るみたいですが、筆者がプレイしているSwitch版では使えません。
色々試した結果、なんとかなったのでその過程をご紹介します。
フォースウォーンの陰謀の懸賞金を回避する
”フォースウォーンの陰謀”は、マルカルスに初めて訪れた時に発生するメインクエスト 。
フォースウォーンの男がマルグリットを刺し、宿屋の前にいるエルトリスからノートを渡される事でスタートします。
最終的には衛兵に殺人の濡れ衣を着せられ、投獄。この際に1000Gの賞金を掛けられてしまいます。
- ウェアウルフの仕様を利用する
- 賞金は加算されないが、投獄回数が1増える
真っ先に思いついた対処法はクエスト発生阻止。
マルカルスに入った瞬間に暴漢(ウェイリン)に忍び寄り……
バックドロップ。
しかし、残念ながら賞金こそ発生しないものの、マルグリットの生死に関係なくエルトリスが近づいてきて、クエストは進んでいくようです。
極力メインクエストは多めにこなしたいですし、今回はウェアウルフの特性を生かして解決していきます。
- 同胞団クエストを進めていくと取得可能
- 野獣形態中のNPCへの攻撃は賞金が発生しない
通常プレイだとほとんど使用しない野獣形態ですが、変身すると正体がバレないため、街中での暗殺にはもってこい。
『フォースウォーンの陰謀』は、タロスの祠でマルカルス市警隊と話すか、罪を被せようとする衛兵の一人を倒す事でクリアとなります。
というわけで、ある程度クエストを進めた後に、祠の入り口近くの物陰に隠れてウェアウルフにチェンジ。
中にいるマルカルス市警隊を殲滅し、クエストクリアです。
この方法で賞金は回避ができますが、次のクエストである『誰も逃れられない』のシステム上、マルカルスにいる衛兵に話しかけると投獄されてしまうので要注意。
筆者はクエスト『誰も逃れられない』を優先し、あえて鉱山送りにされる事を選択しました。
投獄されても賞金は加算されませんが、「投獄回数」はしっかりと1増えます。残念ながらコレばっかりは避けられません……。
どうやらクエストトリガーが入獄時になっているらしく、後述する壁抜けバグを利用してマダナックのところに辿り着いても、残念ながらクエストは発生してくれませんでした。
皇帝暗殺時の懸賞金を回避する
闇の一党のメインクエストである『帝国を倒すには』では、皇帝(影武者)に毒を盛った事がバレ、半強制的に1500Gもの賞金を掛けられてしまいます。
賞金を掛けられるタイミングは、城のバルコニーでのマロ指揮官との会話時。
事を終えた後にささっと城を抜け出してしまいたいところですが、ドール城の入り口部分には鍵がかけられ、一見飛び越えられそうなバルコニーは見えない壁に阻まれ、通常プレイではマロ指揮官との会話を避けることはできません。
透明&スニーク状態でもマロ指揮官に看破されてしまうため、方法はただ一つ。
壁抜けバグを利用し、バルコニーからの脱出を狙います。
- 木の皿
- 『幽体』のシャウト(体力が少ない場合)
まずは通常通り、皇帝に毒を盛ります。
皇帝が倒れると同時にバルコニーへ続く扉の鍵が開くので、戦闘が始まる前に外へ。
岩橋を半分ほど過ぎた辺りでマロ指揮官のイベントが始まってしまうため、扉を出た近くのところで木の皿を使った壁抜けバグを行います。
木の皿バグの方法は至って簡単。
アイテム欄から取り出した木の皿を手前に持ち、皿に目掛けて飛び出すようにダッシュするだけ。
成功すればぬるっと欄干を突き抜け、そのまま下に落ちる事ができます。
地面まではそこそこの高さがあるため、体力を上げていないと落下死してしまうかもしれません。
一度壁抜けをしてダメージに耐えられなければ、落下ダメージを無効化する効果がある『幽体化』のシャウトを使用してから行いましょう。
壁抜け後のクエスト進行は、特に変化はありません。
ソリチュードを離れ、聖域に湧いているペニトゥス・オクラトゥス使徒を蹴散らしながら夜母に入って終了です。
余談ですが、このバグを使った後はマロ指揮官のイベントフラグがバルコニーに残り続けるため、マロ指揮官を暗殺した後に該当箇所を通るとフリーズします。
闇の一党クリア後に訪れる機会はまずないため、今後のストーリーには全く支障がありませんが、一応気をつけておきましょう。
あとがき
上記二つのクエスト以外は、通常プレイで全て回避する事が可能です。
場合によっては隠密、スリスキルが多少求められますが、セーブ&ロードさえ繰り返せば、低レベルでも賞金を掛けられる事なくクリアできます。
マロ回避の小技として利用した『木の皿』は、汎用性が高いため、2周目以降のプレイでは必須級のアイテム。
ヴォルキハル城に入れない致命的なバグや、セプティマス・シグナスから押し付けられるアチューンメントスフィアを回避したりと、様々な場面で使えます。
狭い空間に嵌って抜け出せなくなったりする事がままあるので、冒険に出る前に1枚は持っていっておきましょう。
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