みなさんはナンプレ懸賞なるものをご存知だろうか?
一昔前だと広告などを見たり、資料請求をすることによってポイントを稼ぎ、そのポイントをギフトカードや品物と交換、といった形態が主流だったが、最近だとスマホの台頭でより手軽に参加できるようになった。
検索で『懸賞』と調べるとわんさか類似アプリが出てくるが、最近ではゲームをクリアすることでギフトカードなどが当たる懸賞アプリが流行っていて、ナンプレ懸賞もその一つ。
9×9マスを1~9までの数字で重なることなく埋めるロジックゲームで、解くとクジ(Amazonギフト券)の抽選券がもらえ、10~1000円が当たりますよ!というものだ。
マインスイーパーや5目並べといった、強くてもギリギリ自慢できなさそうなものが得意な筆者。
ナンプレも県選抜大会があれば沖縄代表くらいになれるレベルに極めているため、「これやってればかなり稼げるのでは?」と思い、1ヶ月間チャレンジしてみました。
先に結論から書くと・・・
すんごい時間の無駄だった。
ナンプレ懸賞概要
今回遊んだのはAppstoreで配信しているこちらのナンプレ懸賞。
初級〜達人級までのデイリーチャレンジで5つ、超達人級〜人工知能級の3つ、計8ゲームを1日に消化でき、1つクリアするごとに抽選の権利を獲得できる。
達人級までならメモも不要でサクサク解けるが、難問になるとそれなりに難しい。
といっても、2つまでならミスも可能なため、他の数独アプリで難易度MAXの問題を10分以内に解けるユーザーであれば、30分くらいで全8問を消化できるはずだ。
抽選で当たるものは全てAmazonギフト券。
何かとお世話になることの多いAmazonで使えるアマギフは素直に嬉しいですね。
当選金は3等でAmazonギフト券10円、2等で100円、1等で1,000円。
1,000円はデカい!
当選確率は不明だが、1回当たっただけでも文庫本を買ってピザポテトを食べるくらいの金額になる。
流石に1ヶ月もプレイすれば3等や2等も何回か当たるだろうし、全て合わせるとクラシックラガーの1ダースくらいは買えるのではないだろうか・・・
そう考えていた時期が、私にもありました。
現実は無情
仕事の合間、気晴らしにやり続けて1ヶ月。
1日8回×30。
計240回抽選した結果、チャージできたアマギフの総額は・・・
80円でした。
ピザポテトはおろか、ピノさえ買えません。
- 3等 8回(8/240)
- 2等 該当ナシ(0/240)
- 1等 該当ナシ(0/240)
1日30分で消化しているとして、1ヶ月で大体15時間。
時給は1.85円という結果になりました。うーん・・・。
自分のヒキの弱さもあるだろうが、もう少し当たってもいいよなぁ!?
と言いたいところだが、こちらのようなゲーム懸賞系アプリの収益化を考えると、こんなものでしょう。
ナンプレ懸賞の場合、収益の100%は広告収入。
ポイ活でよくある資料請求等の成果型報酬ではないため、どうしても1再生ごとの広告収入は少なくなる。
1問解くごとに全画面の広告(主に他のゲームアプリ)が流れ、それらをユーザーがタップすることで収入が得られるわけだが、広告ブロックやタスクキルなどで無効化されてしまうことも多い。
そんな状況の広告収入から、開発費、アプデに伴う不具合修正などの維持費なども差し引くと、おいそれとアマギフを配りまくるわけにもいかない。
他にも類似の懸賞ゲームアプリは色々あるが、どれも”お金稼ぎ”目的には向かない。単純にゲームとして暇つぶし程度に考えておいた方がいいだろう。
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